CO₂レーザー(炭酸ガスレーザー)は、水分に反応して組織を精密に蒸散させる性質を持つレーザーです。
傷跡修正の治療では、この特性を利用して盛り上がった傷跡やケロイドの表面を削るように整えたり、肌の凹凸をなめらかにしたりします。
さらに、レーザー照射によって皮膚の再生が促されるため、コラーゲンの新生や肌質の改善効果も期待できます。
交通事故やけがをした傷跡、手術を行った後の傷跡を目立ちにくくすることが可能です。
傷跡の形状によってCO2レーザーで形や色をぼかす、瘢痕を切除する、皮膚移植など、最適な治療方法を選択します。
・周囲の皮膚へのダメージが少なく、ピンポイントで治療可能
・傷跡の盛り上がりや硬さをやわらげ、なじませる効果がある
・照射後は赤みやかさぶたを経て、徐々に自然な肌へ改善
手術後に残った傷跡や縫合跡を、レーザーで傷跡とそのまわりの正常の皮膚を削って傷をぼかして目立たなくします。
局所麻酔を行いますので手術中に痛みは感じませんが、傷の大きさや場所によっては、全身麻酔で行う場合もあります。
※個人差があります。
むくみ
かさぶたが剥がれると、新しくできたピンク色~赤色の肌が現れます。その後1~3 ヶ月程で赤みは薄れます。
◆ 治療後は、通常の日焼け予防をして下さい。
◆ 治療後は、患部にお渡しする軟膏を傷がジクジクしなくなるまで(通常3 日前後) 毎日 塗って下さい。
◆ 皮膚が再生する前にかさぶたを剥がしますと傷になり色素沈着が起こりやすくなりますので、かさぶたは自然に剥がれるまで、洗顔時に強くこすったり、爪で引っかいたりしないで下さい。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
CO2レーザー | 傷跡修正 | 1cm ¥33,000 |
※価格は全て税込です。
※保険適用外の自由診療です。
傷跡を目立たなくするレーザー治療
東京院 医師上野 佐知
熱傷や怪我の傷跡が肥厚性瘢痕になって盛り上がりが残った場合や、くぼんだ傷跡が残った場合、それ以外の様々な理由による傷跡などを目立たなくすることを目的とした治療です。
ただし、全ての傷跡がCO2レーザーの対象になるわけではありません。傷跡の状況によっては他の治療方法をご提案することもございます。症状の改善のために適した治療を選択いたしますので、気になる傷跡がある方はご相談ください。