張り出した小鼻の組織の一部を切除して小さくする手術です。小鼻が大きく見える理由によって、鼻の穴が横に広がっている(内側切除)、小鼻の張り出し(外側切除)、小鼻が長い(上側切除)、小鼻が全体的に大きい(底部切除)などアプローチが異なります。小鼻の手術はバランスがとても大切で、どれか一つの方法だけでは歪みが生じる場合は、いくつかの方法を組み合わせます(内×外、内×外×底、外×底、内×外×底など。また、鼻翼挙上術と組み合わせれば28通りの術式の組み合わせがあり、それぞれの鼻に合わせたデザインが必要になります)。
どれか一つで良い結果になることもあれば、いくつかの方法を組み合わせてバランスを整えることもあります。鼻孔縁切除や鼻孔底切除との組み合わせでさらに華奢な小鼻にすることも可能です。
外側切除の鼻翼縮小術では、小鼻の形をすっきりさせるために、余っている部分の組織を切り取ります。その結果、別の部分に歪みが生じて鼻の穴の形などが不自然になる場合は歪みを修正する手術を追加します。
後戻りを予防する為に、①皮弁を作成する②後戻りを予防する糸をかける、などの工夫を行います。切除した部分を縫合し終了です
内側切除では、鼻の穴の床の部分で皮膚を切除します。
小鼻の長さを短くする目的で行う上側切除は小鼻の上側の皮膚を切除する方法です。傷跡が目立ちやすいため適応は限られますが、垂れ下がった小鼻をすっきりさせるためには効果的です。
底部切除は小鼻の頭側(上の方)から全体的に小鼻を小さくしたい場合に用います。小鼻の裏側の皮膚と鼻腔粘膜の一部を切除して鼻柱の付け根の骨膜に縫合・固定する方法です。骨に付いている小鼻の靭帯を一部切離して可動性を高めることで後戻りを予防します。
笑った時に小鼻が広がる方にもおすすめの方法です。底部切除の目的は多く、①小鼻の張り出しを減らす②鼻翼挙上効果③鼻の穴の形の調整④他院鼻翼縮小術後のゆがみの修整、など様々です。その目的に応じて切除するデザインを調整します。
『ゆがみの少ない鼻翼縮小術(小鼻縮小術)』は当院オリジナルの手術法です。
※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。
※個人差があります。
※手術後は腫れやむくみがあり、ご希望と異なると感じることがありますが、しばらくお待ち頂くことでご希望通りに落ち着きますのでご安心ください。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※保険適用外の自由診療です。
鼻翼縮小術 | 内側、外側、上部、底部 | 各¥330,000 |
ルフォー後修正の場合+¥220,000 | ||
内側、外側、上部、底部のうち2箇所 | ¥495,000 | |
内側、外側、上部、底部のうち3箇所 | ¥660,000 | |
鼻翼吊り上げ 片側 | ¥165,000 |
※価格は全て税込です。
鼻翼縮小術(小鼻縮小術)
東京院 医師上野 佐知
当院の鼻翼縮小(小鼻縮小)術は、一般的な外側法・内側法に加えて当院オリジナルの術式「内側底部法」があります。これらを患者様一人ひとりの鼻翼の形や鼻の穴の形に合わせて組み合わせ、最適なものをご提案します。目立ちにくく自然な仕上がりを目指します。
内側底部法を組み合わせた術式は、鼻翼の下側の幅を狭くする外側法や内側法とは異なり、小鼻の上側も小さくしたい方におすすめです。いくら小鼻を小さくしても鼻全体のバランスや鼻の穴の形とのバランスが崩れればよい結果になりません。
鼻翼(小鼻)の底部手術は、鼻翼の上部の縮小効果を得るために鼻孔底粘膜を菱形に切除します。切除デザインを調節することで縮小効果だけでなく、鼻翼のカーブの形や鼻翼挙上効果を得ることも可能です。鼻翼縮小(小鼻縮小)術は鼻の手術の中でもデザインの難易度が高い手術です。鼻の穴を美しく見せることはきれいな小鼻にしていく上でとても重要なポイントです。