豊胸用バッグを挿入した後、バッグを包むように薄い膜(被膜)が作られますが、この被膜が縮んでくることで硬くなる、不自然な形になる、シワが寄るなど、バッグインプラントに変形が生じます。この状態を被膜拘縮(カプセル)といい、このカプセルを取り除いたり切り開くことで拘縮や引き連れを解消する手術です。
手術は基本的に前回の豊胸手術で出来た傷跡を再度切開して行います。
しかし、ワキからの切開ではカプセルを切り取ることが出来ない場合や、出血をコントロール出来ないこともあります。その時は、乳房下縁(アンダーバスト)を切開し手術を行います。
■手術の流れ
■レイヤーの変更もあります
※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。
※個人差があります。
1. 胸
○ 一時的に腫れやムクミにより違和感を生じることがありますが、時間と供に馴染んでいきます。
○ 一時的に胸の感覚が鈍くなりますが、数ヶ月かけ徐々に改善します。
○ ワキから胸にかけてつっぱり感が生じることがあります。
ストレッチなどを行っていただくことで、徐々に馴染んでいきます。
○ ワキから肘にかけて筋がつっぱることもあります。リンパ管の腫れ・しこりが原因となります。
通常3 ヶ月ほどで改善されます。
1. 傷 跡
傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※保険適用外の自由診療です。
被膜拘縮解除術 | ¥330,000 |
※価格は全て税込です。
シリコンバックによる豊胸術で起こる被膜拘縮を解消
東京院 医師上野 佐知
シリコンバッグを使った豊胸術で稀に起こるのが被膜拘縮です。体内にあるシリコンバッグは時間とともに被膜で包まれますが、その被膜が縮小することでバッグの形状に変化が生じます。
取り除く際は基本的には入れた時と同様の箇所から取り出します。