ドールチーク(頬)-プロテーゼ挿入術-
頬ヒアルロン酸注入 -プロテーゼ挿入術-について
頬のたるみとともに、目の下のくぼみやクマは実年齢よりも老けた印象を与えがちです。頬骨も目立つため、フェイスラインが角張って貧相な雰囲気になります。加齢によってこけてきた頬の部分に、ふっくらさせるようにプロテーゼを注入することでフェイスラインが立体的になり、若々しい印象に導きます。
ドールチーク(頬)プロテーゼ挿入術に向いているタイプ
- こけた頬をふっくらさせたい
- 美しく健康的な頬になりたい
- 半永久的な効果を望んでいる
ドールチーク(頬)の詳細
シリコンのプロテーゼを頬骨(きょうこつ)の上に入れる手術です。
小さいサイズのものは下まぶたの裏側を切開して挿入、大きいサイズのものはまつ毛のすぐ下の皮膚を切開して挿入します。
大きいサイズを挿入する場合には、一緒に下まぶたのたるみも治療することが可能です。
■施術の流れ
画像シミュレーションで確認することでイメージ通りの仕上りへ導く
患者様のご要望がご自身の顔に合っているかどうかを、より正確に確認するため3Dシミュレーションで体感していただけます。
また、丁寧かつ綿密にカウンセリングを行い、患者様がどんなことを求めているかをしっかりヒヤリングします。「なりたいイメージ」をしっかりキャッチし、医師と患者様のギャップをなくすことが良い結果への近道と考えます。
※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。
医師コメント
ドールチーク(頬)
上野 佐知医師
上野 佐知医師
プロテーゼを挿入し、頬前面にボリュームを持たせる施術です。頬が高くなると若々しく、顔が間延びせず引き締まった印象を与えることができます。
プロテーゼ挿入のための切開の場所は、プロテーゼの大きさによって異なり、大きい場合は下まつ毛のすぐ下、小さい場合は下まぶたの結膜側を切開します。
傷跡に関しては、下まつ毛の直下の切開の場合は比較的綺麗に治る場合が多く、結膜側の場合傷跡は見えません。
麻酔方法
- 静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔
- 全身麻酔
ダウンタイム・術後経過
ダウンタイム
※個人差があります。
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腫れ
約1~2週間(3日目くらいが腫れのピーク) 内出血や感染症になった場合、腫れが長引くこともあります。
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内出血
手術操作によって細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し紫色になりますが、1~2週間で消失します。
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抜糸
まつ毛のすぐ下の皮膚を切開した場合1週間目に抜糸します。
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ドレーン
血がたまることを予防するために、血を抜く管を挿入することがあります。 手術の翌日から3日までに抜去します。
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洗顔・シャワー浴
首から下は手術翌日から、顔・頭部はドレーン抜去の翌日から濡らしてかまいません。
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メイク
ドレーン抜去の翌日から可能です。
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通院
翌日・2日目(3日間)・術後1週間目
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完成
約4ヶ月
ダウンタイム後の経過
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むくみ
3ヶ月
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傷の経過
傷の赤みは数カ月かけて薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。術後3ヶ月は傷が硬くなりますが徐々に硬さは改善されます。
施術後に起こりうるトラブル・対応
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
- 感染(化膿する)
- 異物反応(アレルギー反応)
- 血が溜まる
- 目の下から上口唇の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ
- 痛み・異物感
- 上口唇を持ち上げる力が弱くなる
- プロテーゼのずれ、左右差
- プロテーゼの輪郭が浮き出る
- プロテーゼが大きすぎる、又は、小さすぎると感じる
- 中縫いの糸が出てくる
- レントゲン・CT・MRIに対する影響
- 喫煙について
- 喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。 術前2 週間前~術後最低1 ヶ月は禁煙をお願い致します。
料金
※保険適用外の自由診療です。
ドールチーク(頬) | ¥220,000 |
※価格は全て税込です。
ドールチーク(頬)のよくある質問
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プロテーゼはどこから入れますか?
小さいサイズのプロテーゼは下まぶたの裏側から、大きいサイズのものはまつ毛のすぐ下の皮膚から挿入します。
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ドールチークにおいてプロテーゼを挿入するメリットは何ですか?
プロテーゼ挿入は、頬をふっくらさせ人形のような可愛らしい印象にするための方法です。 「こけた頬をふっくらさせたい」「美しく健康的な頬になりたい」方におすすめです。
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痛みはありますか?
手術は静脈麻酔+ラリンゲルマスクで行い、眠っている間に終了しますので痛みの心配はありません。術後に強い痛みを感じる方は少なく、お渡しする鎮痛剤で十分カバーできる程度です。
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プロテーゼを抜きたくなったら抜く事は可能ですか?
プロテーゼを抜くことはいつでも、また、長期間挿入したものでも可能です。ただ、プロテーゼ自体は安全な素材ですので、特に問題がなければ抜く必要はありません。
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プロテーゼを挿入する以外の方法はありませんか?
頬の凹みの部分を埋めるようにヒアルロン酸もしくはレディエッセを注入する方法もあります。
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ヒアルロン酸を注入した後でもプロテーゼを入れることは可能ですか?
ヒアルロン酸を注入後であっても、プロテーゼを入れる手術を行えます。注入したヒアルロン酸の半分は手術時に流れ出てしまいますが、気になる場合はプロテーゼを入れる手術と同時にヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を除去することもできます。また、事前にヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を除去しておき、後日プロテーゼを入れる手術を行うということも可能です。