鼻整形におけるテンプレートサージャリーの真価
スポーククリニックでは、再手術を減らし、患者様の満足度を高めるために、いくつかの独自の取り組みを行っています。今回はその中の一つ、「テンプレートサージャリー」についてご紹介します。▷記事を読む


上口唇短縮術(人中短縮術)は、鼻下から上口唇までの距離を短縮し、バランスを整える手術です。
“人中”が長く見えると、顔が間延びして見えたり、老けた印象が強くなるため、人中短縮を希望する方は年々増えています。
ビスポーククリニックの上口唇短縮術(人中短縮術)では、鼻柱基部に沿った切開を行い、
傷跡が極力目立たないようデザインすることを重視しています。
さらに、術後の馴染み方を細かく計算し、時間の経過とともに傷跡が自然に消えていくよう、縫合や皮膚のテンションまで丁寧に調整します。


上口唇短縮術(人中短縮術)で、最も多い不安が「傷跡が目立つのでは?」という点です。
ビスポーククリニックでは、この悩みに真正面から向き合い、傷跡を残さないための独自技術「MLA法」を確立しています。
多くのクリニックでは、一般的な縫合方法やテンプレ化されたデザインで手術を行います。
しかし、皮膚の厚み、鼻柱の形、上唇の張力など、個々の条件が大きく異なるため、標準的なアプローチでは傷跡が目立ちやすい症例が確実に生まれます。
そこで当院では、皮下組織を丁寧に処理し、筋層・脂肪層の張力をバランスよく調整したうえで縫合。
皮膚に過度な力がかからない状態をつくることで、治癒後に線として残りにくい傷跡へ近づけます。
こうした独自技術によって、「人中短縮の傷跡が心配で踏み出せない」という方でも、より自然な仕上がりを目指せるよう進化させています。
美容整形において重要なのは、パーツ単体の美しさだけでなく、顔全体のバランスです。
当院は「ビスポーク(オーダーメイド)」というクリニック名の通り、患者様一人ひとりの骨格や皮膚の状態に合わせて、最適なデザインと術式を提案します。
鼻尖縮小においても、単に鼻先を細くするだけでなく、お顔全体の調和を重視した治療を行います。

手術後の仕上がりイメージと、患者様の期待との間にズレ(ギャップ)が生じないよう、事前のカウンセリングとイメージの共有を徹底しています。
当院のカウンセリングでは、3Dシミュレーションシステム「ベクトラ」を導入しております。
これにより術前に仕上がりイメージが確認できるため、安心して手術に臨むことができます。
また手術に際して、オーダーメイドのテンプレートを使用しております。
このテンプレートによってベクトラでシュミレーションした形との誤差を最小限に抑えることができます。


スポーククリニックでは、再手術を減らし、患者様の満足度を高めるために、いくつかの独自の取り組みを行っています。今回はその中の一つ、「テンプレートサージャリー」についてご紹介します。▷記事を読む
当院にご来院される患者様の約6割*は、他院での手術後の修正相談です。*2019年~2020年11月当院調べ
鼻の皮膚が厚いために他院での鼻尖縮小で効果が出なかった方や、術後の変形にお悩みの方など、難易度の高い修正手術にも多くの実績があります。
それも日本形成外科学会認定形成外科専門医のみが執刀するビスポーククリニックだからできることです。
豊富な経験に裏打ちされた技術力で、患者様のお悩みを解消へと導きます。


医師のコメント
若返り効果が大きく人気の人中短縮術(上口唇短縮術)の症例です。 一般的にデメリットは術後の傷跡が目立つというものがあります。 ただビスポーククリニックでは、傷跡が目立たないように最大限配慮した独自のMLA法で手術を行っております。 術後3ヶ月でも、しっかり効果を出しながらこんなに傷が目立たなくなっています。 |
| 担当医師 | 室 孝明 (プロフィール) |
| 施術名 | 上口唇短縮術(人中短縮術)、ヒアルロン酸注入、ボトックス注入 |
| 年齢 | 20代 |
| 性別 | 女性 |
| 治療期間・回数 | 1回 |
| リスク・副作用 | ・傷跡の段差・凹みが生じる場合があります ・鼻の穴や小鼻の左右差が生じる場合があります ・鼻下が短すぎる(上口唇短縮の効果がありすぎる)と感じる場合があります ※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。 ※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。 |
| 税込費用 | 上口唇短縮術(人中短縮術) ¥495,000~660,000 ヒアルロン酸注入 ¥66,000 ボトックス注入 ¥33,000 ※効果には個人差がございます。同様の効果を保証するものではありません。 |
医師のコメント
「ずっと10代のような雰囲気に」というご希望があり、もともと少し老けた印象だった口元を大幅に変えています。 思えばこの方のおかげで現在のMLA法(マルチレイヤーアドバンスメント法 第137回日本美容外科学会にて報告)が生まれました。 切除幅は11mmと非常に広いですが、できるだけ唇が山形にならないようにめくれ上がらないようにしました。 |
| 担当医師 | 室 孝明 (プロフィール) |
| 施術名 | 上口唇短縮術(人中短縮術)、口唇拡大術、口角挙上術 |
| 年齢 | 30代 |
| 性別 | 女性 |
| 治療期間・回数 | 2回 |
| リスク・副作用 | ・傷跡の段差・凹みが生じる場合があります ・鼻の穴や小鼻の左右差が生じる場合があります ・鼻下が短すぎる(上口唇短縮の効果がありすぎる)と感じる場合があります ・口唇の大きさ・厚さの左右差が生じる場合があります ※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。 ※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。 |
| 税込費用 | 上口唇短縮術(人中短縮術) ¥495,000~660,000 口唇拡大術 ¥220,000 口角挙上術 ¥330,000 ボトックス注入 ¥33,000 ※効果には個人差がございます。同様の効果を保証するものではありません。 |
医師のコメント
人中短縮術は、顔の中央をコンパクトに見せることで小顔効果や若返り効果が期待できる治療です。 一方で、傷跡の残り方や鼻への影響を心配される方も少なくありません。 当院では、効果をしっかり出したい場合は皮膚表面を丁寧に縫合する方法を採用し、肌質に配慮しながら可能な限り目立ちにくい仕上がりを目指します。 また、効果を控えめにしたい方には口腔内切開による方法も選択可能です。 鼻の形が変化しやすい症例では、小鼻のデザインに工夫を加え、自然なバランスを保つよう調整しています。 リラックスした口元で上の歯が少し見えるか、見えない程度の位置を基準に、唇や鼻との調和を重視したデザインで手術計画を立てています。 |
| 担当医師 | 室 孝明 (プロフィール) |
| 施術名 | 上口唇短縮術(人中短縮術)、口角挙上術 |
| 年齢 | 40代 |
| 性別 | 女性 |
| 治療期間・回数 | 1回 |
| リスク・副作用 | ・傷跡の段差・凹みが生じる場合があります ・鼻の穴や小鼻の左右差が生じる場合があります ・鼻下が短すぎる(上口唇短縮の効果がありすぎる)と感じる場合があります ・口唇の大きさ・厚さの左右差が生じる場合があります ※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。 ※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。 |
| 税込費用 | 上口唇短縮術(人中短縮術) ¥495,000~660,000 口角挙上術(+上口唇拡大術) ¥495,000 ※効果には個人差がございます。同様の効果を保証するものではありません。 |
上口唇短縮術(人中短縮術)の最大のメリットは、口元全体の印象を大きく変えられることです。
鼻下が短くなることで、顔の間延び感が解消され、若々しく立体的な表情が生まれます。
加えて、上唇の見える量が増えるため、
・唇が薄い
・笑ったときに歯が見えにくい
・メイクで改善できない
といった悩みにも高い効果を発揮します。
特にビスポーククリニックでは、傷跡を残さないための独自技術を導入しているため、仕上がりの自然さを求める方に大きなメリットがあります。
人中をただ短くするのではなく、バランス・角度・動きまで計算してデザインするため、ナチュラルで洗練された口元が手に入ります。

一方で、人中短縮術にはデメリットも理解しておく必要があります。
まず、鼻下の皮膚を切開する手術である以上、どれほど精密に行っても傷跡がゼロになることはありません。
ただし、当院のように傷跡を最小限に抑える技術を持つクリニックかどうかで、“目立ち方”は大きく異なります。
また、過度な短縮や誤ったデザインをすると、
・ガミースマイルの悪化
・口元が突出して見える
・上唇の厚みのアンバランス
といった問題が生じる可能性があります。
人中短縮は「何ミリ短くするか」も非常に大切です。
ですが、その人の顔全体の調和をどう作るかも非常に大切です。
デメリットを回避するためにはクリニックと医師の選択が極めて重要になります。

「MLA法」は、ビスポーククリニック統括院長である室孝明医師が考案・開発した独自技術になります。
この技術は、2022年に克誠堂出版より刊行された形成外科学の学術雑誌にて発表した「マルチプルレイヤーアドバンスメント法を中心とした人中短縮術」という論文にもなっています。
従来の皮膚だけを切除する方法では、3〜4mm程度の短縮では後戻りが起きやすく、唇が平坦になってしまうことがありました。
「人中だけ短く見せたい」という患者さんの希望に応えるには、皮膚だけでなく、皮下・脂肪・筋肉・粘膜下組織・粘膜という5層すべてにアプローチする必要があります。
このアプローチによって、「しっかりと持ち上がる」「後戻りしにくい」「唇の立体感が失われにくい」といった結果が得られます。
鼻の下の皮膚と筋肉を切り取って鼻の下を短くする手術です。
皮膚だけの切除の場合、高率に後戻りしてほとんど効果が得られない為、皮膚と共に口輪筋の上3分の1を切り取って骨膜というしっかりした組織に固定し、さらに丁寧に真皮縫合することで後戻りが 最小限になるように工夫しています。
また当院では、鼻の形が変わりずらい、後戻りが少ない、傷跡が目立ちにくいなど様々な長所のあるマルチレイヤーアドバンスメント法(MLA法)というオリジナルの術式で上口唇短縮を行っています。
(イラストは通常の術式です)
最初に行うのは「どのラインで切開するか」を決める工程です。
人中短縮は切開位置の数ミリの違いで、傷跡の見え方も仕上がりの印象も大きく変わります。
当院では、鼻柱の形状・皮膚の厚み・上唇の動き・人中の溝の深さなどを細かく分析。
そのうえで、自然光で見たときに傷跡が浮かないラインを設計します。

切開後、余剰となる皮膚を丁寧に切除します。
皮膚の下にある皮下組織・口輪筋の張力の差を見極め、必要に応じて筋層の調整を行うことで、術後に傷跡が引きつらず、ラインが波打たないように仕上げることができます。

解剖を理解していない縫合では「段差」「溝の強調」「不自然な吊り上がり」が出やすく、人中短縮で起こりやすい失敗ポイントです。
手術の仕上がりにおいて、縫合の丁寧さは非常に重要です。
特に、皮膚の浅い層だけを縫っても、内部の脂肪や筋肉が適切に処理されていなければ、傷は広がりやすくなります。
傷あとを目立たなくするために、縫合は必ず深部の筋肉と脂肪を正確に寄せ、真皮縫合(皮膚の中間層)をしっかり行った後、最終的には皮膚の表面を1針1針、丁寧に縫っていきます。

※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。


※個人差があります。
※手術後は腫れやむくみがあり、ご希望と異なると感じることがありますが、しばらくお待ち頂くことでご希望通りに落ち着きますのでご安心ください。

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

※保険適用外の自由診療です。
| 上口唇短縮術(人中短縮術) | ¥495,000 | |
| ルフォー後の場合 | +¥220,000 | |
| マルチレイヤーアドバンスメント法(MLA法) | ¥660,000 鼻翼縮小後 +¥110,000 | |
| Cカール形成 | 上口唇短縮と同時施術 | ¥165,000 |
※価格は全て税込です。

OUR STRENGTHS
美容外科・美容皮膚科両方の観点から施術をご提案し、顔全体の総合的なバランスを大切にしたその人だけの完全オーダーメイドの美容医療を行っています。
ビスポーククリニックでは、その名の通り、理想の仕上がりを実現するために「深く対話すること」を何より重視しています。
治療の目的や予算だけでなく、ライフスタイルや性格まで丁寧にヒアリングし、その人らしさを引き出す提案を行っています。
まだきちんと言語化できていない本音を汲み取りながら、医療としての最適解を一緒に導き出します。

美容医療で重要なのは、顔全体とのバランスを踏まえた自然なデザインです。
ビスポーククリニックでは、丁寧なカウンセリングに加えて、施術後とのギャップを最大限防ぐために様々な技術を活用しています。
3Dシミュレーション「ベクトラ」と独自のオーダーメイドテンプレートを活用し、術前の段階で立体的な仕上がりイメージを確認できます。
これにより、術後のイメージとの食い違いを抑え、納得したうえで治療に進める点が大きな利点とされています。

ビスポーククリニックでは、日本形成外科学会が認定した形成外科専門医のみがカウンセリング・執刀を行っています。
ビスポーククリニックでは、創傷外科に精通した専門医が全ての施術において、術後の傷跡をできる限り最小限にし、目立たない様にするため、施術時に様々な工夫を行っています。
例えば、術後の傷跡が目立ちやすいことで有名な上口唇短縮術(人中短縮術)ですが、当院では『MLA法』というオリジナル技術を用いることで術後の傷跡を目立たないように最大限努力しています。
当院では傷跡をできる限り目立たないようにするため、術式ごとにこだわった取り組みを行っています。

ビスポーククリニックの医師陣は、日本美容外科学会(JSAPS)の評議員や医療従事者向け教育機関であるAMAの理事を務めるなど、国内にて指導者的立ち位置にあります。
顔面解剖への深い理解と豊富な臨床経験を活かし、国内外の学会でも積極的に発表・研鑽を重ねています。

患者様、そして美容外科の世界と真剣に向き合い続けています。
日常診療と学術活動を行いながら、メディアを含むさまざまな側面から情報発信活動に努めています。

FLOW
お電話またはWEBからのご予約完了後、ご予約日にご来院ください。
未成年の方は、親御様のご承諾が必要となります。

ビスポーククリニックはカウンセリングを大切にしています。患者様のご要望に基づいてカウンセリングと診察を行います。
患者様の目指したいゴールや、ご予算などをお伺いしながら必要なメニューを組み合わせた、フルオーダーメイドの治療計画書をお作りいたします。
術前後のギャップを最小限にするために、当院では3Dシミュレーションシステム「ベクトラ」(ご要望の方)の撮影作成いたします。

お電話で手術希望日をお知らせください。空き状況を確認、手術日の仮予約をお取りします。
予約確定後、お支払いと承諾書・同意書の確認が取れましたら、手術のお申込みが確定となります。

術前の写真撮影・洗顔・お着替えをいただき、手術内容と問診をいたします。
術前の相談・手術箇所のデザインを医師とご確認ただき、手術室へ入室いただきます。
術後はリカバリー室で休憩いただき、(必要時はお支払い・会計)術後チェックをご確認後、ご帰宅いただきます。

翌日以降で初回の検診を行い、看護師より術後の過ごし方のアドバイスをいたします。
術後も、定期的に検診をさせていただき、サポートさせていただきます。
上口唇(人中)を短くし若々しい印象へ
東京院 医師上野 佐知
人中短縮術とも呼ばれる術式で、鼻の下の皮膚や組織を切除し、鼻と口の間の上口唇を短くすることを目的としています。加齢により上口唇は長くなっていきますので、短くすることで若々しい印象を与えることができます。
注意点としては、どの患者様にも対応できる手術ではないことが挙げられます。例えば、口角を上げた際に大きく歯が見える場合は、上口唇短縮を行うことで、いわゆるガミースマイル(笑った際に歯茎が見える状態)になることがあります。
適応があるかどうかは診察の結果次第になるため、ご希望の方はカウンセリングにご来院下さい。