コルメラストラット法は、鼻柱にご自身の耳介軟骨などを加工した支柱を挿入し、鼻翼軟骨の強度を内側から強く補強することを目的とした鼻尖形成術です。
鼻中隔に固定しないことで鼻先本来の柔軟性を保ちやすく、自然な動きと美しい形状の両立を目指せる点も大きな特徴です。
一方で、劇的な変化やしっかりとした高さを出したい場合には鼻中隔延長術を選択することが適しています。
コルメラストラット法は、鼻柱の内部に自家軟骨で作った支柱を立てて補強することで、鼻先の高さ・形・向きを整える鼻尖形成術のひとつです。
従来の「軟骨を鼻先に乗せるだけ」や「糸で縛るだけ」の手術では、皮膚の重みや圧力に負けて時間とともに潰れたり後戻りしたりするケースがありました。
コルメラストラット法では、左右の大鼻翼軟骨の間に軟骨の支柱を挟み込んで一体化させるため、鼻翼軟骨自体の強度を内側から強く補強することができます。
鼻先を整える手術として「鼻中隔延長術」がよく比較されますが、鼻中隔延長術は鼻中隔軟骨に直接軟骨を縫い付けて固定します。
そのため、変化量が大きい反面、術後に鼻先が硬くなりやすい特徴があります。
一方、コルメラストラット法は鼻中隔に直接固定せず鼻柱内で大鼻翼軟骨を支える仕組みであるため、本来の鼻に近い可動性を残しながら、自然な仕上がりを目指せるのが大きなポイントです。
| コルメラストラット法 | 鼻中隔延長術 | |
| 主な目的 | 鼻翼軟骨の強度補強・鼻先の安定化・数ミリの微調整 | 鼻先の強い延長(下方・前方)・劇的な高さの形成 |
| 変化の度合い | 小〜中程度 | 中〜大程度 |
| 鼻先の柔らかさ | 保たれやすい | 硬くなりやすい |
| 延長効果 | 限定的 | 非常に高い |
鼻中隔に依存しないため、術後も鼻先が硬くなりにくく、可動性のあるナチュラルな状態を維持できます。
土台からしっかり支えを作ることで、表情の動きや皮膚の重みによる「後戻り」や変形を抑え、安定した仕上がりが長続きします。
人工物ではなくご自身の軟骨組織を移植するため、身体への親和性が高く、拒絶反応や感染の心配が抑えられます。
生まれつき鼻中隔軟骨が小さい方や湾曲している方でも、その強度や形に影響を受けずに鼻先を形成できます。
コルメラストラット法は、あくまで「数ミリ高くする」「鼻翼軟骨の強度を強くする」ための術式であり、延長が目的ではないため変化量は小〜中程度にとどまります。
シャープに尖った鼻先や派手で大きな変化を求める方には不向きであり、無理に単独で大きな変化を出そうとすると不自然な仕上がりにつながるリスクがあります
支柱の長さ・幅・配置角度のわずかな違いが仕上がりに直結するため、鼻の内部構造を熟知した経験豊富な医師による執刀が不可欠です。
鼻尖の強度を確認したうえで、耳介軟骨・鼻中隔軟骨・肋軟骨などの自家組織から最適な移植材料を選択し、採取を行います。
採取部位の変形や負担を最小限に抑えるため、目立ちにくい箇所から必要な分だけを採取し、鼻先を支える細長い支柱として十分な強度や直線性が保てるよう丁寧に加工します。

※イラストはイメージです。
鼻柱部の軟部組織を展開し、左右の大鼻翼軟骨の間にスペースを作成して加工した支柱を挿入します。
その後、鼻尖の高さ・角度や左右の対称性を確認しながら、支柱を縫合・固定し、一体の強固な支持構造へと再構築します。
下記のような術式と組み合わせたり、同時に行ったりします。
| 眉間プロテーゼ挿入術 |
鼻先に高さを出した際、眉間から鼻筋への自然なつながりを作ることで、お顔の中央部に洗練された立体感を生み出します。 |
| 隆鼻術 | 鼻先をしっかり高くする場合、鼻先だけが強調されて全体のバランスが崩れてしまうのを防ぐため、隆鼻術を併用して鼻筋から鼻先までなめらかに通った美しいシルエットへと整えます。 |
| 鼻骨骨切り幅寄せ術 | 骨切り幅寄せで鼻筋を細くしつつ鼻先を引き締めることで、スッキリとした鼻筋と鼻先のラインを実現できます。 |
| 鼻翼縮小術(小鼻縮小術) | 鼻翼縮小術で小鼻の横幅や張り出しを抑えることで、鼻全体のサイズ感とトータルバランスを美しく引き締めます。 |
POINT
治療の目的やご予算はもちろん、ライフスタイルや環境(お仕事、ダウンタイムの許容度など)まで詳しくお伺いします。
まだ言語化できていない本音を丁寧に汲み取りながら、医療としての最適解を一緒に導き出します。

3Dシミュレーションシステム「ベクトラ」を導入し、術前に立体的な仕上がりイメージを共有しています。
また術前に行ったシミュレーションの画像を「型(テンプレート)」に落とし込み、手術時に実際の鼻に合わせて確認するテンプレートサージャリーを行っています。
これによりシミュレーションと手術後の鼻の形の誤差を最小限に抑えることができます。

術前に行ったシミュレーションの画像を型(テンプレート)に落とし込み、手術時に実際の鼻に合わせて確認することで、シミュレーションと手術後の鼻の形の誤差を最小限に抑える手法です。
この取り組みは、室医師が鼻の再手術の確率を減らしたいという気持ちから考案した方法で、当院が日本で最初に導入し、世界的に見ても新しい試みといえます。

患者様お一人おひとりのご希望やなりたい姿をじっくりと丁寧にお聞きした上で、骨格、皮膚の厚み、お顔全体のバランスを精密に分析し、プロテーゼから手術プランまでをオーダーメイドでご提案します。

当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医のみが鼻整形の手術を行います。
十分な経験を有し、資格を兼ね備えた専門医のみが手術に執刀します。
また当院の医師陣は、国内外の学会やセミナー等で数多く登壇し、美容医療の未来にも寄与しています。

当院の医師陣は創傷外科に精通しており、傷跡をできる限り目立たなくするための切開・縫合技術に強いこだわりを持っています。
傷跡をできる限り目立たないようにするため、術式ごとにこだわった取り組みを行っています。

仕上がりがイメージと大きく異なっていたり、様々なトラブルが増えており、当院へのご相談が増えています。
当院では、他院や他国での手術後に「もう一度形を直したい」と修正に訪れる方が約6割(2019年~2020年11月当院調べ)に上ります。

※個人差がございます。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※保険適用外の自由診療です。
※価格は全て税込です。
FLOW
お電話またはWEBからのご予約完了後、ご予約日にご来院ください。
未成年の方は、親御様のご承諾が必要となります。

ビスポーククリニックはカウンセリングを大切にしています。患者様のご要望に基づいてカウンセリングと診察を行います。
患者様の目指したいゴールや、ご予算などをお伺いしながら必要なメニューを組み合わせた、フルオーダーメイドの治療計画書をお作りいたします。
術前後のギャップを最小限にするために、当院では3Dシミュレーションシステム「ベクトラ」(ご要望の方)の撮影作成いたします。

お電話で手術希望日をお知らせください。空き状況を確認、手術日の仮予約をお取りします。
予約確定後、お支払いと承諾書・同意書の確認が取れましたら、手術のお申込みが確定となります。

術前の写真撮影・洗顔・お着替えをいただき、手術内容と問診をいたします。
術前の相談・手術箇所のデザインを医師とご確認ただき、手術室へ入室いただきます。
術後はリカバリー室で休憩いただき、(必要時はお支払い・会計)術後チェックをご確認後、ご帰宅いただきます。

翌日以降で初回の検診を行い、看護師より術後の過ごし方のアドバイスをいたします。
術後も、定期的に検診をさせていただき、サポートさせていただきます。

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住所 |
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-2-5 レジーナ代官山2階 |
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駐車場 |
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駐車場 |
なし |
コルメラストラット法
東京院 医師上野 佐知
コルメラストラット法は、鼻先の土台となる鼻柱に軟骨の支柱を立てて補強することで、鼻尖形成における安定性を高める術式です。鼻中隔延長術のように鼻先が硬くなりすぎるのを避け、自然な柔らかさをキープしたい方や、整形感のない上品な鼻を目指したい方にとって、非常に優れた選択肢となります。一方で、劇的な変化や下方向への強い延長を求める場合には適さないなど、適応や限界もあります。