- 傷はどの位でわからなくなりますか?
- 抜糸をすればメイクでカバーできる程度になりますが、傷の赤みが消えるまでには約3ヶ月~6ヶ月程度かかります。
- 目と目がそこまで離れていません。そのような場合でも手術を受けることはできますか?
- バランスを考慮して施術に向いているか診断させていただいております。その上で目と目の間の距離が近い場合、目頭の形だけを変えるなどの方法もあります。
- 目と目が離れていることに悩んでいます。どうしたら良いでしょうか?
- 目と目が離れている方の特徴として、目頭部分に「蒙古ひだ」といわれる膜状の皮膚が張っています。
この「蒙古ひだ」を切除する目頭切開術を行えば、目と目が離れている印象が薄くなります。また、目と目の間を高くすることによっても、立体的な顔立ちになり、目と目が離れた感じが改善されます。
- 目頭切開と二重術は同時に手術できますか?
- 同時に手術することは可能です。「蒙古ひだ」が強力に張っている方で、平行型の二重を希望される方などには目頭切開法の同時手術をお勧めしています。
- 目頭切開をすれば目は大きくなりますか?
- 眼球自体の大きさは、成人なら体格等に関係なく実はほとんど同じです。目が小さいと悩む方が多いのですが、大きい人と小さい人の違いは眼球の露出範囲の違いだけです。目頭部分に「蒙古ひだ」といわれている皮下組織が張っている方でしたら、目頭切開術をすることにより内側に向かって横幅の広い大きな目にすることで、目を大きく見せることもできます。詳細はご相談ください。
- 術後に腫れることはありますか?
- 目頭は比較的腫れることが少ない部位です。抜糸を行う頃(術後5日目)には、ほとんど目立ちません。抜糸後、赤味は残りますが徐々に目立たなくなっていきます。その間は、メイクでカバーできる程度です。
- どのくらい痛いですか?
- 極細の注射針を使用して局所麻酔を行います。麻酔液には痛みをやわらげる成分が含まれており、痛みを感じることはほとんどないと思います。特に痛みに敏感な方には、静脈麻酔も選択できます。その場合は眠っている間に終了します。術後については、強い痛みは特になく、お渡しする鎮痛剤で十分ご対応していただける程度の方がほとんどです。
蒙古襞を開放して白目を大きく見せる目頭切開術
東京院 医師上野 佐知
アジア人特有の目頭を覆っている蒙古襞(もうこひだ)がありますが、そのひだを開放して上げることで白目が大きく見えるようになります。それに目頭の形が切れ長になります。
蒙古襞が強く張り出している人は、埋没法で二重をつくろうとしたときに、ひだが邪魔をしてうまくラインが作れないことがありますが、そのような方にも向いている施術です。
注意点として、目頭切開を行うと寄り目に見えることがありますので、切りすぎないことには注意しています。また、患者様の蒙古襞の状態や目・鼻・輪郭などのバランスを考慮し、患者様に適した術式で目頭のデザインを行っています。