何らかの原因で傷の治りが遅くなると、皮膚を形成する線維細胞が過剰に生成されて、傷が赤盛り上がりことがあります。瘢痕形成(はんこんけいせい)とは、その幅の広い傷跡や段差のある傷跡を切除して綺麗にする手術です。
傷の幅は細くなっても長さは短くはなりません。場合によっては傷が長くなります。
瘢痕を切除して、周辺の正常な皮膚を内側から縫合します。
※ 傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解ください。
※個人差があります。
治療後の経過
傷 跡
創部の傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。
傷口の盛り上がりと中縫いによる凹み
傷は皮膚の表面だけでなく中の組織も縫い合わせてあります。
傷口に緊張がかからないように中の組織を強めに引きよせます。そのため術後は傷の部分が盛り上がります。その両サイドは糸で引っ張られて凹んでいます。その盛り上がりや凹みは3ヶ月後の経過で平らになります。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
傷跡形成術 | 顔面(1cm) | ¥55,000 |
体(1cm) | ¥27,500 | |
Co2レーザー(1cm) | ¥35,640 |
※価格は全て税込です。
※保険適用外の自由診療です。
傷跡ができる限り目立たないような工夫を行う
東京院 医師上野 佐知
手術や外傷によりできてしまった目立つ傷を、切り取って再度縫い直す治療を傷跡形成術といいます。
RSTL(Relaxed Skin Tension Line)と呼ばれる皮膚の自然な緊張の向きに合わせて皮膚を切開すると傷跡が馴染んで目立たなくなるのですが、美容目的でない他科の手術の術式によってはこれに沿う傷にすることが難しいことがあります。また外傷で思いがけずできた傷は、幅広い目立つ傷跡として残ってしまったり、縫合した際の糸の跡が残ってしまったりすることがあります。
こういった目立つ傷跡に対し、傷跡がなるべくRSTLに沿うように切開線をデザインして切除し、傷に余計な緊張がかからないよう丁寧に縫合して治療いたします。傷跡形成術は抜糸後のテーピングなどの術後ケアも非常に大切な治療の一部となってきますので、傷跡治療の経験豊富な当院の形成外科専門医にぜひお任せください。