従来の機器は脂肪細胞を壊した状態で吸引するものが多く、また、不純物が混ざった状態で吸引されていたので、遠心分離機で脂肪細胞のみ取り出す作業が必要でした。
これらの課題をクリアにして注入に適した自己脂肪を採取することに特化したのが先進のテクノロジーを利用した、ダイオードレーザー脂肪吸引です。
吸引した脂肪の生存率が従来の約80%台から95%以上に進化しました。そのため注入後の定着率がより高まります。※2
施術中、脂肪吸引だけでなく、胸やお顔への脂肪注入を吸引直後に行うことができ、吸引した部分の皮膚のたるみもダイオードレーザーによるタイトニング(引締め)を同時に行うことが可能です。
脂肪を吸引する段階で、脂肪溶解に適したダイオードレーザーを分散照射しながら脂肪吸引することで、注入に適した脂肪細胞のみを抽出します。このレーザー照射技術により、小さく均一な脂肪細胞と血液や麻酔液などの不純物を自動的に選別することで、95%以上の高い生存率の脂肪細胞を摂取することが可能になりました。
注入する脂肪細胞の生存率が高い方が注入後の脂肪細胞の定着率も高くなります。
写真上:従来の脂肪吸引
写真下:ダイオードレーザー脂肪吸引
従来では、脂肪吸引後、採取した脂肪細胞を遠心分離機で注入用に分離する必要がありました。そのため、脂肪細胞の生存率はよくて約80%台、場合によっては70%台というケースもありました。
当院のダイオードレーザー脂肪吸引では、ダイオードレーザーを照射しながら脂肪吸引することで、そのダイオードレーザーの水分にのみ反応する波長で、麻酔の水分をターゲットにして蓄熱効果で脂肪細胞が繋がっている部分を溶解、剥がしやすくし「脂肪細胞を壊さない状態」で吸引します。
その結果、生存率が95%以上で注入用の脂肪細胞を採取することが可能になります。
ダイオードレーザー脂肪吸引と従来の脂肪吸引器から採取した脂肪細胞の比較
脂肪を注入する際には、吸引した脂肪細胞の状態や生存率はとても重要です。
従来の機器は脂肪細胞を壊した状態で吸引するものが多く、また、不純物が混ざった状態で吸引されていたので、遠心分離機で脂肪細胞のみ取り出す作業が必要でした。これらの課題をクリアにして注入に適した自己脂肪を採取することに特化したのが先進のレーザー脂肪吸引・脂肪注入です。
脂肪細胞と血液や麻酔液などの不純物を自動的に選別するため鮮度の高い脂肪細胞が取れることで、注入した後の経過も良くなるという仕組みです。
このダイオードレーザー照射技術により、小さく均一な脂肪細胞と不純物を自動的に選別することで、95%以上の高い生存率の脂肪細胞を摂取することが可能になりました。
脂肪吸引した直後の、注入に適した良質な脂肪細胞だけを選りすぐり注入していきますので、注入後の脂肪細胞の定着率も高くなります。
脂肪細胞を壊さず吸引したイメージ
例えば、お顔への脂肪注入の場合、加齢とともに顔が痩せてこけてきたり、シワが深くなってくると老けて見えてしまいます。その気になるへこみやくぼみの箇所に注入することで、ふっくらとした若々しいハリへ導きます。
お顔・バスト・ヒップなど、気になる箇所への注入量と注入箇所を微調節する事ができ、患者様の仕上がりイメージに近づけることが可能です。
ご自身の脂肪のため、アレルギーの心配もなく、見た目や感触も極めて自然な仕上がりになります。
自然な仕上がりを求められるのはフェイスラインだけではなく、バストアップをご希望の患者様にも多数いらっしゃいます。「バストをもっと大きくしたいけど自然な仕上がりにしたい」「加齢によって垂れ下がってしまったバストを改善したい」「産後の授乳によってしぼんだバストを基に戻したい」「手術によって摘出したバストを再建したい」などのご要望があります。
サイズダウンをしたい部分の脂肪を吸引し注入するので、自然な触感とバストラインで再びハリが戻ります。また、バストからデコルテ部分まで自然なラインで注入することで、胸元全体のラインを美しく魅せることが可能です。
ダイオードレーザー脂肪吸引・脂肪注入ならではの、95%以上の高い脂肪細胞の生存率と新鮮な脂肪を注入することによる高い定着率が、バランスの取れた自然な仕上がりのフェイスライン・バストライン・ヒップラインへ導きます。
吸引したご自身の脂肪を必要なところに注入する、進化した脂肪吸引と脂肪注入。
より繊細な注入によるボディメイクが可能に!
お腹や太ももなどの脂肪を取りたい部分から余分な脂肪を吸引し、膨らませたい部分に注入します。
その脂肪吸引のシステムは、360度にレーザーを分散照射しながら脂肪吸引することで、従来よりもスピーディーな吸引を実現。同時に、やけどなどのリスクを軽減します。
そして、吸引したご自身の脂肪をコンプレックスをお持ちの箇所に注入する「脂肪注入」によって、より美しくボディデザイン・フェイスデザインが行えます。「バストをもっと大きく」「バストの再建」「目の下のたるみやこめかみの凹みの改善」「額や口唇のボリュームアップ」「ヒップのボリュームアップ」など、ボリュームアップしたい部分にそのまま注入する方法です。
患者様にとってリスクが軽減された、進化した脂肪吸引と脂肪注入による繊細なボディメイキングを提案させていただきます。
ダイオードレーザー(1470nm)は水分にのみ反応する波長で、麻酔の水分をターゲットにして蓄熱効果で脂肪細胞が繋がっている部分を溶解、剥がしやすくすることで脂肪細胞をほとんど壊さない状態で、スルスルっと吸引します。
効率よく吸引されるため、治療時間が短縮化され、同時に体への負担も軽減されます。
レーザーの照射は血液凝固の役割もするので、術後の内出血が少なくなります。
また、メルセデス穿孔チップカニューレに組み込まれたラディアルファイバーによる360℃低電力密度で照射エネルギーを均等化することによりチップ温度は38-42℃、体内温度42−45℃に保たれ、熱傷(やけど)のリスクの低減を可能にしました。
ダイオードレーザーを分散照射しながら脂肪吸引することで、注入に適した脂肪細胞のみを抽出します。このレーザー照射技術により、小さく均一な脂肪細胞と血液や麻酔液などの不純物を自動的に選別することで、95%以上の高い生存率の脂肪細胞を摂取することが可能になりました。
お顔・バスト・ヒップなど、気になる箇所への注入量と注入箇所を微調節する事ができ、患者様の仕上がりイメージに近づけることが可能です。
ご自身の脂肪のため、アレルギーの心配もなく、見た目や感触も極めて自然な仕上がりに導きます。
※画像はイメージです。※効果には個人差がございます。
※個人差があります。
1. 痛 み
脂肪吸引部には1週間程、強い痛みがあります。
その後1~3ヶ月程は、動いた時や触った時に痛みを感じます。
2. 傷 跡
脂肪吸引部の傷跡の赤みが3~6ヶ月続きます。最終的には数ミリの白い傷跡になります。
脂肪注入部の傷跡は太い針穴程度ですが、傷の赤みが落ち着くのには3~6ヶ月必要です。
3. 注入した脂肪の吸収
注入された脂肪の何割かは数ヶ月程で吸収されてしまいます。
そのため、必要量の2~3 倍の脂肪を注入しますので、術後2~4 週間はふくらみすぎと感じます。
4. 完 成
約3 ヶ月
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※保険適用外の自由診療です。
胸部脂肪注入術 | 脂肪吸引+¥330,000 |
マクロフィルorライポライフ使用時 | 各脂肪注入術+¥110,000 |
※価格は全て税込です。
自然な印象を与える豊胸術
東京院 医師上野 佐知
自分の脂肪を使ってバストのボリュームを上げる施術です。
シリコンバッグを使った豊胸術よりもカップを大きくすることは出来ませんが、体に異物を入れることなく、理想のバストへと近づけることができます。また、見た目はシリコンバッグより自然な印象になるのもメリットの一つです。
注意点としては、注入すればするほど大きくなるのではなく限界があること、脂肪の生着率次第でサイズが変わってくる点です。
当院では出来る限り生着しやすいように、ダイオードレーザーを使用するライポライフという機械を使って脂肪吸引を行うことで脂肪細胞の生存率をあげ、生着率を向上させています。