人中短縮で後悔する理由とは?違和感や失敗を防ぐためのポイントを解説

人中短縮術について調べていると、ネット上で「傷跡が目立つ」「口が閉じにくくなった」といった後悔の声を見かけ、不安になっていませんか?
お顔の印象を大きく左右する部位だからこそ、絶対に失敗したくないと思うのは当然のことです。
今回は、人中短縮でのよくある後悔とその原因を分かりやすく解説します。
リスクを正しく理解した上で、それを未然に防ぐためのポイントや当院の人中短縮術の特徴まで詳しくお伝えします。
本記事は、東京院院長であり形成外科専門医の上野佐知医師が監修しております。
人中短縮術とは?
「人中」とは、鼻と唇の間にある縦のくぼみを指します。この人中が長いと、中顔面が長く、顔全体が面長に見える原因になります。

人中短縮術は、鼻下から上唇までの距離を短くする施術です。
当院では「上口唇短縮術」という名称でご案内していますが、今回は一般的な呼び名である「人中短縮術」としてご紹介しております。
人中短縮術のメリット
人中短縮術は外科施術であるため下記のようなメリットが期待できます。
- 中顔面が短くなり若々しい印象になる
- 唇の見え方を調整することができる
- 立体的なCカールを作ることができる
- 半永久的に理想の形を維持できる
人中短縮術のデメリット
切開を伴う施術であるためデメリットも、もちろん存在します。
- 傷跡が目立ちやすい(最大のデメリット)
- 唇の形が変わる可能性がある
- 鼻の形が変わる可能性がある
医師の縫合技術やデザインが仕上がりを大きく左右する繊細な手術です。
なぜ「人中短縮で後悔した」と感じるのか?主な原因4選
人中短縮術は難易度が高く、顔全体のバランスに大きく影響を与えます。ここでは、術後に後悔を生みやすい4つの主な原因を解説します。
後悔① 傷跡が目立ってしまった
この後悔が人中短縮術の最大のデメリットでもあり、よく寄せられる声です。
鼻の下は皮脂腺が活発で、日常的な表情や会話でよく動く部位となります。
傷の幅が広がったり、術中に強く縛ることで縫い目が目立ったりしてしまいます。
また、切り取る皮膚は鼻側(上のフチ)と唇側(下のフチ)で長さが違うため、単純な縫合ではズレが生じます。
そのため、美しく縫合できるかどうかは、医師の経験と技術に大きく左右されます。
後悔② 唇が閉じにくい・不自然な形(富士山型)になった
皮膚の切除量が多すぎると、上唇が山型にとがったように変形します。
前歯が常に見えて、口が自然に閉じにくくなってしまうこともあります。
左右で切る深さや角度が異なることも、いびつな形になる原因の一つです。
患者様本来の唇の形に合わせた、精密なデザイン調整が欠かせません。
後悔③ 小鼻が広がった・鼻の穴が目立つ
人中が短くなると、鼻には下に引かれる力が加わります。
そのため、経過とともに小鼻が広がったり、鼻の穴が目立ちやすくなる場合があります。
特に鼻の手術歴がある方は、組織が硬くなっており難易度が上がります。
あらかじめ鼻の形が変化するバランスも考慮したデザインが不可欠です。
後悔④ 顔全体のバランスが崩れてしまった
顔の美しさや違和感の無さは、全体の配置や輪郭のバランスで決まります。
骨格手術(ルフォーなどの上顎骨切り)やガミースマイル治療などを予定している場合、手術の順番を誤るのも危険です。
先に人中短縮術を行ってしまうと骨格が変わった後に、唇の位置が不自然に見えるリスクがあるからです。
「最終的にどんな顔になりたいのか」をしっかり見定めたうえで、必要な手術を正しい順番で進めることがとても重要です。
人中短縮術で後悔を未然に防ぐためのポイント3選
失敗や後悔を防ぐためには、事前の準備とクリニック選びが極めて重要です。納得のいく結果を得るための具体的なポイントを3つご紹介します。
カウンセリングでしっかりと術後の仕上がりを相談する
術後の仕上がりイメージと、期待とのズレが生じないようにしましょう。
唇や鼻の形がどの程度・どのように変化するのか?歯や傷跡がどの程度見えるのか?など仕上がりを念入りに確認しましょう。
また簡易的ではありますが、テープで人中を引き上げる、シミュレーションも推奨しています。
30分ほど引き上げた状態を保つと、違和感や表情の動き方を体感できます。
テープシミュレーションの詳細はこちら
自分の骨格や唇のタイプを知っておく
唇には「外側が薄い」「全体が厚め」「上唇が薄い」などの形があります。
外側が薄いタイプは、術後に唇の山形が強調されやすいので注意が必要です。
逆に、上唇が薄く、ニコちゃんマーク型の唇はきれいに仕上がる傾向があります。
自分の状態を把握し、担当医としっかり相談して適応を見極めましょう。
「唇タイプ」についての詳細はこちら

症例写真で傷跡の様子や経過を調べる
検討中のクリニックが公開している症例写真を、隅々まで確認してください。
直後は綺麗でも、数か月後に傷跡が目立つケースもあります。
傷跡は4〜6ヶ月目頃から徐々に目立たなくなっていくのが一般的です。
術後数ヶ月が経過した長期的な仕上がり写真を参考にすると安心です。
人中短縮術でビスポーククリニックが選ばれる理由
ビスポーククリニックの人中短縮術は、「傷跡が綺麗」「傷跡が目立ちにくい」と言っていただけることがあります。
そんな当院の人中短縮術の特徴をご紹介します。
後戻りを最小限にするための独自技術「MLA法」
当院では、独自技術の「MLA法(マルチプルレイヤーアドバンスメント法)」という方法を用いて手術を行います。
この独自技術が他クリニックや医師との大きな違いです。
MLA法では、皮膚、皮下脂肪、筋肉、粘膜下組織、粘膜という5層すべてにアプローチし、内部構造から強固な土台を作り直します。
筋肉のさらに奥にある粘膜下組織を丁寧に剥離し、上顎の骨膜に直接縫い付けることで、表裏の両面から強力にリフトアップします。
一般的な皮膚切除術の後戻り率がほぼ100%に近いケースもある中、レントゲンを用いたデータ検証でもMLA法は約20%(当院の患者様を対象としたデータ)に抑えられます。
5mm短縮した場合でも1mm程度の戻りで済むうえ、唇が不自然に分厚くならず、美しいCカールを保ったまま仕上げることが可能です。
MLA法は、2022年に克誠堂出版の学術雑誌『形成外科』で発表されました。 また、第137回日本美容外科学会(JSAS)でも報告されています。
こうした技術を公開することで、医療の質の向上に貢献することを目指しています。

傷跡を目立たなくするための深い層へのアプローチ
人中短縮術において、縫合の丁寧さや技術は非常に重要です。
表面だけを縫うと、内部の組織が処理されず傷は広がるリスクを伴います。
当院では、深部の筋肉と脂肪を正確に寄せ、真皮縫合をしっかり行います。
表面も1針1針、過度なテンションがかからないよう丁寧に縫い上げます。

時間をかけたカウンセリングで見極める「切除量」
切除量は、人中の長さだけを見て決められるものではありません。
上あごの骨の長さや歯の形など、多くの要素が複雑に関係しています。

表情によって初めて明らかになる情報も多いため、丁寧に診察を行います。
顔全体のバランスを大切にした、完全オーダーメイドの治療をご提案します。
傷跡が目立ちにくい当院の人中短縮術の症例
Case01
【年齢・施術回数】20代女性/治療回数1
【施術費用・内容】
上口唇短縮術(MLA法) ¥660,000
【リスク・副作用】
出血、感染、傷跡、口唇のラインの乱れ、違和感、しびれが生じる場合があります。
※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※同様の効果を保証するものではありません。
Case02
【年齢・施術回数】20代女性/治療回数1
【施術費用・内容】
上口唇短縮術(MLA法) ¥660,000
【リスク・副作用】
出血、感染、傷跡、口唇のラインの乱れ、違和感、しびれが生じる場合があります。
※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※同様の効果を保証するものではありません。
Case03
【年齢・施術回数】30代女性/治療回数1
【施術費用・内容】
上口唇短縮術(MLA法) ¥660,000
口角挙上術 ¥330,000
他院修正費 ¥110,000
【リスク・副作用】
出血、感染、傷跡、口唇のラインの乱れ、違和感、しびれが生じる場合があります。
※その他のリスク・副作用については手術申し込みの際に詳しくお伝えいたします。
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
※同様の効果を保証するものではありません。
人中短縮術のよくある質問
ボトックスで人中短縮はできますか?
上唇にボトックスを注射し、相対的に唇を上向きに見せる処置は可能です。
手術に抵抗がある方のファーストステップとして選ばれることもあります。ただし、効果は数ヶ月で元に戻る一時的なものです。
笑ったときの表情がやや不自然になることがあるため、慎重な判断が必要です。
糸での人中短縮は効果ありますか?
施術直後は短くなったように見えますが、当院ではおすすめしておりません。
口元は後戻りが起こりやすいため、糸の固定力だけでは不十分です。
早い方では数日から1ヶ月程度で元に戻ってしまうことがほとんどです。
人中短縮術で笑顔が不自然になることはありますか?
上唇を引き上げるため、笑った時の口元の動きに違和感を感じることがあります。
ご自身で「笑顔がいつもと違う」と思われるケースは存在します。しかし、周囲が違和感を感じるような不自然な表情になることは稀です。
術前に笑顔を含めたシミュレーションを行い、バランスをしっかり確認します。
人中短縮術の術後の傷跡が気になります。対処法はありますか?
状態を確認した上で、再手術によってより自然な仕上がりに整えることが可能です。
傷跡が広がっているケースは、デザインを整えながら修正できる可能性があります。
完全に消すのが難しい縫合跡には、レーザーや注射治療をご提案します。
患者様の肌質や状態に合わせて、最適なアフターケアをご案内いたします。
人中短縮術なら福岡・東京渋谷代官山ビスポーククリニックにご相談ください
人中短縮術は、顔の印象を大きく変える可能性を秘めた魅力的な手術です。
一方で、適応や手術方法を誤ると後悔につながるケースも少なくありません。
信頼できる医師と相談し、ご自身の理想に合った方法を選ぶよう心がけましょう。
口元の悩みや他院手術の修正は、ぜひ当院のカウンセリングでご相談ください。
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