【特別企画】細川悠医師✕室孝明医師:「デザイン・機能・安全性」を考えた今後の鼻整形について対談しました。
ビスポーククリニックでは、<美容外科✕形成外科✕耳鼻科>の3科が合同で治療計画をたて、手術を行います。
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そこで今回は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医&指導医の細川悠医師と、当院統括院長の室孝明医師が、3科が合同で鼻整形手術をする大切さについて対談しました。
・鼻炎
・鼻詰まり
・耳鼻科の治療歴
がある方はぜひお読みください
室
2019年に私が慈恵医科大学病院にお邪魔させていただいたのがきっかけですね。形成外科と耳鼻咽喉科の合同手術に美容外科医として私が参加した際に耳鼻科執刀医師として参加されたのが細川先生だった。
細川
驚きましたよ、本当に。慈恵医大は形成外科と耳鼻咽喉科との合同手術が活発なところですが、手術室でどこかで見たことある人がいるなと思ったら大学時代ご一緒した室先生がいたんですから。
室
長年考えていたことが実践できた素晴らしい機会でしたね。コーディネートしてくださった宮脇剛司教授には感謝しかありません。
鼻というパーツはとても繊細で、少しの変化であっても劇的に見た目がよくなることもあれば、思わぬトラブルを抱えることもある。だからこそ、「デザイン」「安全性」に加えて「機能」をきちんと考えた3科合同の手術は理想的なんですよね。
細川
耳鼻科の外来には、整形手術をしたら鼻づまりがひどくなったとか、花粉症が悪化したという方がよく来られます。
形成外科医の中には鼻の機能に熟知した方もおられますが、一般臨床のトレーニングを積んでこられていない美容外科医も鼻の手術をされていると聞きます。
室
確かにおっしゃる通りです。
ただ、逆もあります。曲がった鼻の修正(斜鼻修正)や鼻中隔の曲がりを治す手術(鼻中隔湾曲症手術)は耳鼻科で手術される場合が多いのですが、術後にわずかな鼻の整容的変化が生じてしまうというケースもあります。
耳鼻科医からすればほとんど変わっていないと思うような変化であっても、患者側からは「術後に鼻が低くなった」「小鼻が拡がった」などの悩みの原因になることもあります。
細川
だから機能美と整容美を同時に叶える手術、それをビスポーククリニックでやってみようということなんですね。
ただその必要性は、はじめて鼻の美容整形をする患者様にはむずかしいかもしれませんね。
室
トラブルを抱えてからご相談いただいてももちろん構いませんが、できることならトラブルになる前に、こんなことを考えているグループがあるということを知っていただきたいと考えています。
そして日本中でこんなサービスを提供するクリニックが増えていくように啓蒙活動をしていきたいと考えています。