2025.04.16 輪郭美容整形

【気を付けたい手術の順番】顔の整形手術の順番間違ってない?最適な組み合わせと順番とは

 

「目を大きくして、鼻も高くして、輪郭もスッキリさせたい…」

理想の自分を追求するとき、顔の複数のパーツを整形したいと考えるのは自然なことです。しかし、そこで一つ、とても大切な疑問が浮かびます。

「一体、どの順番で手術を受けるのが正解なの?」

実はこの「手術の順番」、あなたが理想の顔を手に入れられるかどうかを左右する、非常に重要な要素なのです。

順番を間違えてしまうと、せっかく手術をしてもバランスが悪くなったり、最悪の場合、再手術が必要になったりすることもあります。

なぜその順番が最適なのか、理由とともに専門の医師が詳しく解説します。

 

 

 

なぜ顔の整形は「手術の順番」が重要なのか?

美容整形で理想の自分を目指す際、「目も鼻も輪郭も気になる」と複数の手術を検討する方は少なくありません。

しかし、これらの手術をどの順番で行うかは、最終的な仕上がりの美しさを大きく左右する、非常に重要な要素です。

 

パーツごとの変化が顔全体のバランスに影響を与える

顔の各パーツは独立しているように見えて、実は密接に関係しあっています。

例えば、鼻の手術をすれば口元の印象が変わり、輪郭の手術は鼻の見え方にも影響を与えます。

一つの手術だけでなく、顔全体のバランスが最も美しくなるように計画を立てることが大切です。

 

順番を間違えると起こりうるリスクとは

もし手術の順番を誤ってしまうと、思わぬリスクが生じることがあります。

 

  • デザインが崩れる・理想とズレる: 先に行った手術のデザインが、後の手術の影響で崩れてしまう可能性があります。

  • 再手術や修正が必要になる: 一度の手術で完了するはずが、バランスを整えるために追加の修正や再手術が必要になるケースがあります。

  • 身体的な負担が増える: 手術の回数が増えれば、その分ダウンタイムも長くなり、身体的・精神的な負担が大きくなります。

 

これらのリスクを避けるためにも、手術を受ける前に正しい順番を知っておくことが大切です。

 

【目元の整形】手術の順番と最適な組み合わせ

眉下切開(たるみ取り)と二重整形どちらが先?

 

結論から言うと、眉下切開(上眼瞼リフト)を先に行うことをおすすめします。

整形手術の順番解説

二重整形と眉下のたるみ取りを両方希望される場合、先に眉下切開でまぶたのたるみを取り除くのがセオリーです。

なぜなら、まぶたの皮膚がたるんでいる状態で二重手術を行っても、たるみが二重のラインに覆いかぶさり、綺麗なラインが出ないことが多いからです。

先に眉下切開でたるみを解消すると、それだけで隠れていた二重のラインが現れたり、二重の見え方そのものが変わったりすることがあります。

そのため、まずは眉下切開でまぶたの状態を整え、傷が落ち着く約半年後に、改めてその時点でのまぶたの状態に合わせた最適な二重のデザインを決める方が、より美しい仕上がりにつながります。

上眼瞼リフト(眉下切開)を詳しくみる

埋没法を詳しくみる

全切開法を詳しくみる

【輪郭と鼻の整形】土台から整えるための正しい順番

骨切り手術と鼻の整形、優先すべきは?

 

この場合、優先すべきは輪郭の骨切り手術(ルフォーⅠ型骨切りなど)です。

整形手術の順番解説

ルフォーⅠ型骨切り術は、上顎の骨を一度切り離し、位置を調整する大掛かりな手術です。

この手術を行うと、顔の土台となる骨格そのものが変化します。

鼻は上顎の骨の上に乗っているため、土台である上顎の位置が変われば、当然鼻の形や見え方も影響を受けます。

もし先に鼻中隔延長術などで鼻の形を整えていた場合、後から行った骨切り手術によって、せっかく整えた鼻の土台が不安定になり、移植した軟骨が崩れてしまうリスクさえあります。

そのため、両方の手術を計画している場合は、まず骨切り手術で顔の土台をしっかりと整え、その変化を踏まえた上で鼻の手術を行うのが最も安全で望ましい順番です。

鼻中隔延長術を詳しくみる

【口元と鼻の整形】顔の中心部のベストな手術の順番

人中短縮と鼻の整形、同時にできる?

人中(鼻の下から上唇までの部分)の長さを短くする人中短縮術と、鼻先を整える鼻中隔延長術は、顔の中心部の印象を大きく変える人気の施術です。

 

この2つの手術を検討している場合、先に鼻の手術(鼻中隔延長術)を行うことをおすすめします。

整形手術の順番解説

理由として、鼻中隔延長術で鼻先を下に向けたり、鼻柱基部(鼻柱の付け根)を下げたりするデザインを選ぶと、その分、人中が短く見える効果が得られるためです。

まずリスクの低い鼻の手術でどこまで印象を変えられるかを確認し、それでも人中の長さが気になる場合に、改めて人中短縮を検討するのが賢明な選択と言えます。

人中短縮は、鼻の下の皮膚を切開するため、どうしても傷跡が残るリスクが伴います。

鼻の手術を先に行うことで、そもそも人中短縮が不要になる可能性もあり、結果的に傷跡のリスクを回避できるかもしれません。

鼻中隔延長術を詳しくみる

上口唇短縮術(リップリフト)を詳しくみる

 

これら2つの手術は同時には行えない

非常に重要な注意点として、鼻中隔延長術と人中短縮術を同時に行うことはできません

これは、両方の手術が鼻柱周辺の皮膚を切開するため、同時に行うと周辺の血流が著しく悪化し、皮膚が壊死してしまうなどの重大なリスクを伴うためです。

安全を最優先するため、これらの手術は必ず期間を空けて行う必要があります。

 

あわせて読みたい

人中短縮の手術解説画像

人中短縮術【初級編】┃公式YouTube動画のご紹介

公式YouTubeチャンネルにて、美容整形の教科書というコンテンツを配信しています。 室医師が手術の詳しい解説や、症例紹介などを行っており、今から美容整形を考えている方必見の内容となっています。 ▷記事を読む

まとめ:後悔しないために。信頼できる医師と「顔全体の計画」を立てよう

複数の美容整形を成功させる秘訣は、一つひとつの手術の完成度だけでなく、顔全体のバランスを見据えた長期的な「施術計画」にあります。

そして、その計画の根幹となるのが「手術の順番」です。

今回ご紹介したように、手術の順番には明確なセオリーと理由が存在します。

しかし、これらはあくまで一般的なケースであり、最終的に最適なプランは一人ひとりの骨格や皮膚の状態、そして「なりたい理想の顔」によって異なります。

後悔しない美容整形のために最も大切なことは、経験豊富で信頼できる医師を見つけ、カウンセリングで自分の希望をしっかりと伝え、納得のいくまで話し合うことです。

ビスポーククリニックでは、カウンセリングを大切にしており、他院での施術に満足できなかった患者様の修正手術も数多く手がけています。

まずはお気軽にご相談いただき、あなただけの最高の美しさを実現するための計画を、私たちと一緒に立てていきましょう。

まずは話すことから始めませんか
カウンセリング予約はこちら

約6割の患者様が「もう一度ちゃんと考えたい」と当院を訪れています

 

他院で叶わなかった理想を、私たちが追求します。

 

ビスポーククリニックに訪れる患者様の約6割が他院・他国の美容整形手術の修正です。

「以前の施術に納得できなかった」というご相談も多く寄せられます。

だからこそ、私たちはお一人おひとりの声に丁寧に向き合い、すでに一度手術を受けている場合でも、

構造を見極めた上で、ご希望に近づけるための修正施術をご提案しています。

ビスポーククリニックについて

 

ビスポーククリニック東京院

ビスポーククリニック東京院外観

最寄り駅は、代官山駅9分・中目黒駅11分と渋谷からも近く都心部にありながらも閑静な環境に立地しています

 

ビスポーククリニック福岡院

ビスポーククリニック福岡院外観

最寄り駅は、博多駅徒歩7分・祇園駅徒歩2分とアクセスしやすい場所にございます。

 

ビスポーククリニックへのアクセス

 

まずは話すことから始めませんか
カウンセリング予約はこちら

COSMETIC DOCTOR 担当医師

東京院 医師

上野 佐知

Sachi Ueno instagramアイコン

今はインターネットなど情報を得る場がたくさんあり、患者様の知識も深く、美容医療に携わる医師として、医師と患者というより、ともに美を追求する戦友や同志のような気持ちで日々診療しています。何か治療をしてみたいと思った時にいつでも気軽にアクセスしていただけるような存在でありたいです。​

花々の背景画像

CONTACT

カウンセリングの
ご相談・お申し込み

お電話、またはWEBよりご予約ください

TEL0120-394-412

携帯からも通話無料受付時間 10:00~19:00
BACK