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Example of treatment

陥没乳頭術

陥没乳頭術に向いているタイプ

Type
  • 乳頭が引っ込んでしまっている
  • 授乳への影響を心配している
  • 乳頭のかゆみが気になる
  • 再発しない方法で陥没乳頭を治したい

陥没乳頭術のポイント

Point

乳頭(乳首)が引っ込んでしまっている状態が陥没乳頭です。
その原因は、乳管(乳汁を乳頭へ運ぶパイプラインの役目を担っている管)の周囲の発達が未熟なため、内側から引っ張られている状態になっているためです。
重度の方は、そのまま放置しておきますと、授乳に影響が出やすくなったり、衛生面の問題で乳管炎、乳腺炎の原因になることもあります。

陥没の状態や度合は一人ひとり異なりますので、手術方法も様々です。

陥没乳頭術の詳細

Details

真性陥没乳頭(しんせいかんぼつにゅうとう)(常に陥没しており、刺激しても隆起しない)と仮性陥没乳頭(刺激によって、隆起(りゅうき)する)に分けられます。

状態により手術方法は異なりますが、基本的に突っ張りの強い乳管はカットし、一部の乳管は残すようにします。
乳頭周囲に数箇所の切開を加え、乳管周囲の線維組織(せんいそしき)の癒着を丁寧に剥がします。
乳頭を引き出し、再陥没を防ぐための処置を行います。

 

 

 

※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。

医師コメント

陥没乳頭で悩む方へ

上野 佐知医師
上野 佐知医師

陥没乳頭を整容的に整えたい場合は様々な術式があり、患者様の状態に合わせてご提案させていただきます。
注意点として、手術によって乳管が傷ついた場合、授乳に支障が出る可能性があります。カウンセリングの際は、手術のメリットとリスクを事前にしっかりと説明を行い手術に挑みます。

麻酔方法

Anesthesia
  • 局所麻酔
  • 静脈麻酔+ラリンゲルマスク
  • 全身麻酔

ダウンタイム・術後経過

Downtime

ダウンタイム

※個人差があります。

  • 腫れ

    約7~14 日間 内出血や感染症になった場合、腫れが長引く事もあります。

  • 内出血

    手術操作によって細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し、乳頭周囲が紫色になりますが、1~2 週間で消失します。

  • 消毒

    抜糸までの間は、定期的に(翌日・1 週間目・2 週間目)に乳頭の色の確認と消毒を行います。

  • 抜糸

    10~14 日目

  • 固定

    1 週間 再度陥没することを防ぐため、乳頭部分に器具を装着します。 術後1 ヶ月は、ブラジャーで圧迫しないよう気を付けてください。 また、就寝時にうつ伏せで眠ることもお控えください。

  • 通院

    1 日目・7 日目・14 日目

  • 完成

    約3 ヶ月

ダウンタイム後の経過

1. 乳 頭
 
○ 腫れやムクミにより一時的に乳頭の大きさに左右差が生じることがあります。
 
○ 手術後、一時的に乳頭の感覚が鈍くなりますが、数ヶ月かけ徐々に改善します。
 
 
2. 傷 跡
 
傷の赤みは数ヶ月かけて、薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。

 

 

手術後に起こりうるトラブル

Trouble

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

  • 効果が不十分
  • 乳頭が大き過ぎる
  • 乳頭の左右差
  • 乳頭の壊死
  • 陥没症状の再発
  • 乳管の切除と授乳への影響
  • キズアトが気になる
  • 感覚の麻痺
  • 感染(化膿する)
  • 血が溜まる
  • 傷が開く
  • 中縫いの糸が出てくる
喫煙について
喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。 術前2 週間前~術後最低1 ヶ月は禁煙をお願い致します。
手術後4 ヶ月は腫れや炎症が残っているため、傷が酷く残りやすく、また癒着が強く変形が起きやすいため、原則として再手術には適さない時期です。腫れや炎症が治まる4 ヶ月以降に判断し、調整を行わせていただくことをご了承下さい。

料金

Price

※保険適用外の自由診療です。

陥没乳頭術¥440,000

※価格は全て税込です。

 

陥没乳頭術のよくある質問

Faq
  • 陥没乳頭とはどのような原因で起こるのですか?

    陥没乳頭は乳管の未発達などを原因として、乳頭部分が内側から乳管に引き込まれることによって起こります。日本人に多く見られる症状で、授乳障害や乳腺炎の原因となる可能性もあり、見た目のコンプレックスを抱えていらっしゃる方も多いため、当院では早期の治療をお薦めしています。

  • 術後の腫れはどのくらいありますか?

    乳頭はもともと腫れにくい部位なので、治療直後から腫れが出てもほとんど目立ちません。また、もともと色素がある部分なので、治療跡もほぼわからなくなります。

  • 治療後の授乳などに影響はありませんか?

    陥没乳頭術とは、乳管(母乳の出る管)の周りの皮膚組織を剥離して乳管を温存しつつ、引き込まれた乳首を外側に引き出して乳首のふくらみを形成する手術です。乳管に直接メスを入れる手術ではないため、術後の出産・授乳に影響はありません。

  • 陥没乳頭は、自分でマッサージなどしたら治りますか?

    陥没乳頭とは乳頭(乳首)が乳房の方にへこんでしまっている状態であり、乳管(母乳の出る管)の長さが短く、乳頭の内側から糸で引っ張られたような状態になっている為に起こります。 そのため、マッサージ等では改善できず、手術により治療を行うしか方法はありません。

  • 陥没乳頭の術後に元に戻ることはありませんか?

    まれですが、重度の陥没乳頭の場合は元にもどる可能性もあります。

  • 陥没乳頭術の時間はどれくらいかかりますか? 入院は必要ですか?

    手術の時間はおよそ30分~1時間程度です。特に入院の必要はなく、術後はそのままお帰り頂けます。その後は10~14 日後に抜糸のため、再度来院して頂きます。

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