【気を付けたい手術の順番】目元編 ・輪郭/鼻編 ・口元/鼻編
行いたい手術がいくつもある場合、どのような順番で行えばいいか迷うことはありませんか?
手術には1回ごとに様々なリスクが伴うものです。リスクを必要最小限に減らし計画的に手術が行えるよう、
今回は、
・目元編
・輪郭/鼻編
・口元/鼻編
の3つに分けて解説していきます。
気を付けたい手術の順番【目元編】
眉下切開(上眼瞼リフト)/重瞼術(埋没法・切開法二重術)
二重のデザインを変えたい、でも皮膚のたるみも強いから眉下切開もやりたい!
そういった場合は、まずは眉下切開(上眼瞼リフト)を先に行い、取れる分のたるみを切除します。
眉下切開を先に行う理由は、まぶたのたるみを切り取ることで、二重の見え方が変わってしまう可能性があるからです。
眉下切開の直後は、二重のラインは広くなり、その後傷が落ち着くにつれ狭くなっていき、半年程度で完成します。
左右差が気になったり、二重のラインが好みでない場合は、
5~6ヵ月経って眉周囲のツッパリ感や目元の硬さが取れたら、改めて重瞼術(二重術)を行う方がより細かなデザインの調整が効き美しい仕上がりになります。
気を付けたい手術の順番【輪郭/鼻編】
Le fort Ⅰ型骨切り/鼻中隔延長術
Le fort Ⅰ型骨切りは、どこを切る手術かご存じですか?
Le fort Ⅰ型骨切りは、上顎を頬の側と歯の側の上下に切り離す手術で、上顎を短くしたり、回転させたりできるため、SSROと合わせて顔の下半分の輪郭に絶大な効果を出せる手術です。
ですがその際、鼻中隔(鼻中隔軟骨+鋤骨)も下端で切り離されます。
鼻中隔軟骨とは鼻中隔延長の際に軟骨を移植する土台となる軟骨です。その下側が切り離され連続性がなくなるため、鼻中隔軟骨そのものの支持性は下がります。
すでに鼻中隔延長術を行っていた場合、移植した軟骨が崩れる可能性もあります。上顎の移動で鼻の形が変わる可能性も高いです。
骨切り後に鼻中隔延長の手術をする場合も同様に、土台の支持性が弱いということに配慮して、移植する軟骨が崩れない工夫が必要となります。
両方の手術を計画している場合、先に骨切り手術を行い、それを踏まえて鼻中隔延長術(鼻の手術)を行うのが望ましいです。
気を付けたい手術の順番【口元/鼻編】
鼻中隔延長術/人中短縮(上口唇短縮術)
人中短縮はお顔の真ん中に3-4cmの傷が出来る手術です。
人中短縮の傷は鼻翼縮小(外側)の傷と並んで、美容手術の中でも比較的トラブルの多い傷です。綺麗に縫合しても、目立ってしまう可能性がある傷だからです。
そこで、もし鼻中隔延長術もお考えであれば、順番としては鼻の手術を先に行うことをおすすめします。
この時鼻柱基部を下げたデザインにすることで、人中の長さを少し短く見せる事ができます。
鼻の手術も傷が残ると思われる方もいるかもしれませんが、オープン法で鼻柱を横切る傷はかなり目立ちづらく、人中短縮の傷より圧倒的にリスクが低いです。
まず鼻の手術を行い、それでもまだ人中の長さが気になる場合は、人中短縮の手術行うのが望ましいです。
なお、鼻柱の皮膚の血流の問題で、この2つの手術の同時施術はNGです。
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