サリチル酸ピーリング
サリチル酸ピーリングに向いているタイプ
- ニキビ・ニキビ跡をきれいにしたい
- シミ・そばかす・肝斑を改善したい
- くすみを改善したい
- 小じわをなくしたい
サリチル酸ピーリングのポイント
サリチル酸マクロゴールや乳酸を肌に直接塗ることで、皮膚の角層を剥離し皮膚の新陳代謝を促進させる施術です。主に、ニキビやニキビ跡シミ、くすみ、小じわなどに効果的です。
「サリチル酸」は、角質細胞間の結合力を少なくすることで角質を溶かし剥離させます。併せて、殺菌性、光防護性、痒み防止の特性を持っています。また、皮膚の保湿力を向上させ、不要な皮膚組織を除去するのに活躍します。また、乳酸を皮膚の深部まで浸透させるのを助けます。
「乳酸」は、保湿とpHの調整を助ける働きをし、保湿効果を促進します。また、皮膚の保湿に重要なセラミドの生成を向上させます。さらに、チロシナーゼという酵素を抑制することで、シミの予防や美白作用を促します。
サリチル酸ピーリングの詳細
サリチル酸ピーリングを顔全体にむらなく均等に塗布します。
ピーリングは薬剤を皮膚に塗る量と塗ってから反応させる時間がポイントです。患者様の皮膚の反応を確認しながら施術いたします。
ダウンタイム・治療後経過
ダウンタイム
※個人差があります。
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腫れ
数時間から2~3日で消退します。
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発赤
敏感肌の方に生じますが、通常数時間から2~3日で消退します。
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ピリピリ感
敏感肌の方に生じますが、通常数時間から2~3日で消退します。
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メイク
施術後12時間は化粧を控えてください。
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ニキビ
一時的に肌の代謝が盛んになるため悪化することがありますが様子を見て下さい。
2 回目以降の治療目安
1 ヶ月後
個人差はありますが、月に1回の治療を3回以上行うことでお肌のサイクルが整って効果の持続も長くなります。月に1回の治療を5~6回受けることをお勧めします。
注意事項
◆ レーザーなど他の美肌治療を受けられる際は、治療後、最低2週間は空けてください。
◆ 治療期間中は紫外線を極力避けてください。常時SPF15以上の日焼け止めの使用を推薦します。
◆ ピーリング剤を含む化粧品(プロアクティブ等)の使用は、治療前後1週間は控えてください。
◆ トレチノイン・ハイドロキノンの使用は、治療後1週間程度控えて下さい。
◆ ゴマージュ・スクラブ入り洗顔は、治療期間中のご使用は控えて下さい。
手術後に起こりうるトラブル
※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。
- 境界が明確になる
- 皮膚が鮮明化する
- 眼障害が起こる
- 瘢痕形成(はんこんけいせい)する
- 色素沈着する
- 感染する
- 効果が十分にでない
- 喫煙について
- 喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。 術前2 週間前~術後最低1 ヶ月は禁煙をお願い致します。
料金
※保険適用外の自由診療です。
[table “105” not found /]※価格は全て税込です。
サリチル酸ピーリングのよくある質問
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1 回の治療でも効果がありますか?
1回の治療でも化粧ののりや手触り等の実感は期待できますが、症状を根本的に改善するには月に1回の治療を3回以上行うことでお肌のサイクルが整って効果の持続も長くなります。月に1回の治療を5~6回受けることをお勧めします。
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痛みはありませんか?
皮膚を刺激するような治療ではなく、赤味が出たり皮が剥けたりというような肌トラブルの心配も殆どありません。痛みも殆どないのが特徴です。
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治療は何回も必要ですか?
治療は1ヶ月に1回の割合で、最低でも4~5回は行っていただくと効果的です。7~8カ月経つと肌質が改善しニキビができにくい肌質に変わっていきます。※肌質や症状によって改善までの回数には個人差があります。
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肌が弱くても大丈夫ですか?
サリチル酸ピーリングは肌の弱い方でもおすすめしやすい治療といわれています。ただし、よほどひどい炎症がある場合には、専門医がチェックいたしますのでご安心ください。
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治療後、 日常生活の中で気をつけることはありますか?
ピーリング後の肌は紫外線と乾燥に弱いので、UVケアと保湿に充分気をつけてください。常時SPF15以上の日焼け止めの使用をおすすめしています。また、治療後は角質が全くなくなるため、ゴマージュ・スクラブ入り洗顔は、治療期間中のご使用は控えて下さい。トレチノイン・ハイドロキノンの使用は、治療後1週間程度控えて下さい。