【ゼオスキン洗顔を徹底比較】肌タイプに合わせて選び方を紹介
ゼオスキン洗顔アイテムは種類が豊富で、どれを使ったらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか？今回は、洗顔アイテムについて比較してみました。肌質、求める効果、洗い上がりなど、どのアイテムが自分に合っているか…購入の参考にどうぞ。 ▷記事を読む
2022.12.08 お肌
セラピューティック（ゼオスキン）プログラム完全ガイド | やり方や期間を解説
ゼオスキンの「セラピューティックプログラム」は、トレチノイン＋ミラミックス等を用いる短期集中の肌質改善プログラムです。
約3〜4ヶ月のプランで深いシミ・シワ・毛穴改善を目指す一方、治療中は強い皮むけ（レチノール反応）や赤みが出ることがあり、正しいやり方と医師の管理が成功の鍵になります。
本記事ではプログラムの流れ、使用アイテムと順序、皮むけ時の具体的ケアを段階ごとにわかりやすく解説します。
目次
ゼオスキン「セラピューティックプログラム」とは？
ゼオスキンヘルスの「セラピューティックプログラム」は、医師管理のもとで行う短期集中型スキンケア治療です。
ビタミンAの一種である処方薬「トレチノイン」と、美白成分「ハイドロキノン」を組み合わせることで、肌の奥深くから肌質を改善し、美しい肌へと導きます。
セラピューティックの目的と対象（どんな肌悩みに効くか）
このプログラムは、さまざまな肌トラブルを根本から改善することを目的としています。
トレチノインとハイドロキノンを中心とした処方により、肌を入れ替えるように再生させるのが特徴です。
シミ、そばかす、肝斑
ニキビ、ニキビ跡の凹凸や赤み
くすみや色ムラ
開いた毛穴や黒ずみ
小じわやハリ不足
プログラムの期間とフェーズ（短期集中・3〜4ヶ月）
セラピューティックプログラムは、約12週〜18週（3〜4ヶ月）かけて集中的に行います。
この期間は、肌の状態に応じて大きく「反応期」「耐久期」「完成期」の3つのフェーズに分かれています。
それぞれのフェーズで肌に起こる反応は異なりますが、それぞれの時期に合わせたケアを行っていきましょう。
医師管理が必須な理由（処方薬使用の注意点）
セラピューティックプログラムではトレチノインやハイドロキノンといった医師処方薬を使用するため、そのため、自己判断での使用は絶対にできません。
赤みや皮むけが強く出ることがあり、医師が期間・やり方・肌の状態（皮むけ）を確認することで、安全かつ効果的に治療を進められます。
有効成分と期待できる効果
肌のターンオーバーを促進するトレチノイン
トレチノインはビタミンA誘導体で、肌細胞の生まれ変わりを促進します。
シワ、シミ、ニキビの治療薬としてよく使用されています。
肌のターンオーバーを促進し、古い角質を排出し、新しい肌を作ることで、シミやシワ、毛穴の目立ちを改善します。
使用初期には赤みや皮むけが起きますが、これは肌が再生しているサインです。
シミを薄くしてくれるハイドロキノン
ハイドロキノンは美白成分として知られ、メラニンの生成を抑制します。
シミや色素沈着を薄くし、透明感のある肌に導きます。
プログラムの正しいやり方と期間別の全3ステップ
短期集中で美肌を目指すセラピューティックプログラムでは、多くの場合、ビタミンAによる皮むけ（レチノール反応）が起こります。
大きく分けて3つの期間に分類され、それぞれの症状には違いがあるため解説します。
【ステップ1：反応期（4〜6週）】肌が生まれ変わる準備期間
開始直後は赤み、かゆみ、皮むけなどが強く出る時期です。
トレチノインの効果により、肌のターンオーバーが活発になり始めます。
この時期は、古い角質が剥がれ落ちることで、赤み、乾燥、そして「皮むけ」といったレチノール反応が最も強く現れます。
見た目の変化に驚くかもしれませんが、これは肌が生まれ変わるための大切な準備段階です。
【ステップ2：耐久期（7〜9週）】肌質改善を実感し始める期間
肌がビタミンAに慣れ始め、反応期のつらい症状が少しずつ落ち着いてくる時期です。
肌には抵抗力がつき、赤みや皮むけが穏やかになっていきます。
この頃から、ニキビ跡が目立たなくなったり、肌にハリやつやを感じ始めたりと、嬉しい変化が見え始めます。
美肌へのゴールが見えてくる、大切な時期です。
【ステップ3：完成期（10〜12週）】トラブルが改善し、美肌へ
肌のキメが整い、ハリやツヤを実感できる仕上げの段階です。
肌の抵抗力はさらに高まり、レチノール反応はほとんど気にならなくなります。
この段階では、シミやくすみが目立たなくなり、キメが整った透明感のある美しい肌を実感できるでしょう。
ここからは、この健康な肌を維持するためのケアへと移行していきます。
セラピューティックプログラムで使用する基本アイテムと使い方
プログラムを成功させるためには、毎日決まったアイテムを正しい順序で使うことが非常に重要です。
朝のスキンケアのやり方（洗顔〜日焼け止め）
朝は洗顔後、バランサートナー、ミラミンを塗布し、日焼け止めで紫外線対策をします。
プログラム中は紫外線ダメージを受けやすいため、日焼け止めは必須です。
朝：①洗顔→②化粧水→③ミラミン→④UVケア
こちらが基本となりますが、皮むけにより肌の状態が変化していきますので、医師と相談を行いながら進めていくようにしましょう。
夜のスキンケアのやり方（ミラミックスとトレチノインの混ぜ方）
夜は洗顔後、バランサートナー、ミラミンを塗布。
その後ミラミックスにトレチノインを混ぜ、顔全体に均一に塗布します。混合比や塗る量は医師の指示に従いましょう。
夜：①洗顔→②化粧水→③ミラミン→④ミラミックス（+トレチノイン）
こちらが基本となりますが、皮むけにより肌の状態が変化していきますので、医師と相談を行いながら進めていくようにしましょう。
セラピューティックプログラムのアイテム紹介
①洗顔
ハイドレーティングクレンザー
テクスチャー クリームタイプ
肌タイプ 普通肌～乾燥肌
有効成分
・パンテノール：肌の代謝を促す
・ヒアルロン酸・尿素：保湿
・アラントイン：抗炎症作用
ジェントルクレンザー
テクスチャー ジェルタイプ
肌タイプ オールスキン
有効成分
・植物エキスブレンド：抗酸化、抗菌作用、抗炎症作用
エクスフォリエーティングクレンザー
テクスチャー マイクロビーズとカプセル化ビタミンEの入ったジェルタイプ
肌タイプ 普通肌～混合肌
有効成分
・ビタミンE：抗酸化作用
・ビタミンE：サリチル酸：角質除去
②化粧水と③美容クリーム
②バランサートナー（化粧水）
肌タイプ オールスキン
特徴
肌のpHバランスを整え、次に塗布する美容クリームを角質層のすみずみまで浸透させてくれる働きのある化粧水。
③ミラミン（美容クリーム）
有効成分 ハイドロキノン：美白
特徴
4％ハイドロキノン配合で、くすみを抑える力をサポートし、肌のキメを美しく整えます。
④美容クリーム
ミラミックス（美容クリーム）※夜のみ
有効成分 ハイドロキノン：美白
特徴 ハイドロキノン配合。透明感のある明るい肌印象へ。 トレチノインと併用することにより、効果的に浸透し、明るくムラのない整った肌へと導きます。
ご使用目安 ミラミックス：トレチノイン（処方薬）=1:0.5の割合で混ぜ、肌に馴染ませます。
ご使用頻度 1日1回（夜のみ） ※医師・医療従事者の指導に基づき、ご使用ください。
④日焼け止め（朝のみ）
BSサンスクリーン（SPF50/PA++++）※朝のみ
特徴
大容量で敏感肌の方にも安心な、生後6ヶ月から使用可能な刺激性の低い天然ミネラル配合の日焼け止め。
しっとりクリームタイプ。ウォータープルーフではありません。UVA波、UVB波、HEVライト、IR-Aの広範囲の太陽光線スペクトラムの影響からお肌を守ります。
サンスクリーンプラスプライマー（SPF30/PA+++）※朝のみ
特徴
日焼け止めと化粧下地ひとつで2役のムース状のクリームタイプ。
マットな仕上がり。セラピューティックで皮剥け中の化粧下地にオススメです。UVA波、UVB波、HEVライト、IR-Aの広範囲の太陽光線スペクトラムの影響からお肌を守ります。
あわせて読みたい
皮むけ（レチノール反応）の段階別ガイドと対処法
反応期（4〜6週間目）：何が起きるか、ケアの基本
この時期は、皮むけ、赤み、乾燥、かゆみなどが最も強く出ます。
特に口周りなど、皮膚の薄い部分から反応が始まりやすいです。
ケアの基本は「保湿」と「紫外線対策」の徹底です。
刺激の少ない保湿剤を使い、日中はこまめに日焼け止めを塗り直しましょう。無理に皮を剥がすのは絶対にNGです。
耐久期（7〜9週間目）：症状が落ち着き始める時期にすること
肌がビタミンAに慣れてきて、皮むけや赤みが落ち着いてきます。
ここで油断せず、朝晩のスキンケアを正しく続けることが重要です。
保湿を続けながら、肌の状態を見て、医師の指示通りにケアを継続しましょう。
完成期（10〜12週間目）：仕上がりイメージと維持法
肌のトーンが整い、シミが薄くなる段階です。
プログラム終了後もレチノール配合の化粧品や美白アイテムで維持ケアを続けると効果が長持ちします。
日常生活で気をつけること（保湿・化粧のしかた・紫外線対策）
強い洗顔やピーリングは避け、保湿とUV対策を徹底しましょう。
保湿：乾燥が気になる場合は、手持ちの刺激の少ない保湿クリームやワセリンなどを追加しても構いません。
化粧：皮むけ中はファンデーションがのりにくいですが、無理に隠そうと厚塗りすると、かえって皮むけが目立つので注意しましょう。
紫外線対策：プログラム中の肌は紫外線の影響を非常に受けやすくなっています。日焼け止めはもちろん、帽子や日傘も活用し、徹底的に紫外線をブロックしてください。これを怠ると、新たなシミや色素沈着の原因になります。
美肌はホームケア＋クリニックでのメンテナンスが重要
ゼオスキンの洗顔やスキンケア製品で毎日のホームケアを行うことは、美肌づくりの基本です。
自宅で正しくケアを続けることで、毛穴詰まりやくすみの改善、肌質の底上げが期待できます。
しかし、ホームケアだけでは解決できないシミや深いシワ、たるみといったエイジングサインには限界があります。
そこで重要になるのが、クリニックでの定期的なメンテナンスです。
レーザー治療やピーリング、注入治療などを組み合わせることで、ホームケアの効果をさらに高め、より若々しい印象を長く維持することができます。
【東京院限定】お肌のビスポークオーダー
必要な部分に必要な治療を効率よく、あなただけの特別なメニューをご提案する東京院限定のメニューです。
例えば、毛穴の詰まりが気になる部分にはピーリング、色むらにはM22、引き締めたい部分にはHIFUなど、デバイスや薬剤をオーダーメイドで組み合わせて、最短で垢抜けた肌質に整えていきます。
【東京院限定】お肌のビスポークオーダーの紹介
ジメジメとした空気や強まる日差しに、「なんだか肌の調子が悪いかも」と感じていませんか？この季節は、肌も少しお疲れモードになりがちです。ビスポーククリニックでは、オリジナルメニューとなる「お肌のビスポークオーダー」をおすすめしています。 ▷記事を読む
【福岡院限定】美肌管理
その時のお肌に合わせて、対象メニューから2つ選択
例えば、
・くすみが気になる＆保湿もしっかり行いたいという方には、「スキンリファインピーリング+メソナJ（ホワイト）」
・毛穴詰まりが気になるという方には「ハイドラピーリング+メソナＪ（クリアケア）」
など、
季節や肌コンディションに合わせた計画的なスキンメンテナンスをご提案いたします。
定額プラン（都度支払い）により、肌状態の変化に応じた継続的なケアが可能です。
まとめ
ゼオスキンセラピューティックプログラムは、トレチノインとハイドロキノンを用いた医師管理の短期集中治療で、シミやくすみ、毛穴、ハリ不足といった肌悩みを根本から改善します。
正しいやり方で継続し、皮むけなどの反応期を乗り越えることで、透明感とハリのある理想的な肌を目指せます。
使用中は保湿と紫外線対策を徹底し、医師の指示を守ることが大切です。
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