2025.08.22 美容整形

二重埋没法【中級編】┃公式YouTube動画のご紹介

 

 ビスポーククリニックでは、公式YouTubeチャンネルにて、美容整形の教科書というコンテンツを配信しています。室医師が手術の詳しい解説や、症例紹介などを行っており、今から美容整形を考えている方必見の内容となっています。本コラムでも、室医師による解説動画の内容をご紹介します!       

 今回は「二重になりたい!埋没法【中級編】」として、前回の初級編より一歩踏み込んだ内容をお届けします。まだ初級編をご覧になっていない方は、ぜひ先にそちらをご覧ください。基本的な知識や手術の流れを押さえていただくことで、今回の内容もより分かりやすくなります。

 

🔗 本編はこちら

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★二重埋没法初級編①はこちらからご覧ください。

★二重埋没法初級編②はこちらからご覧ください。

目次

1.前回の振り返り
2.埋没法の種類と特徴
  【点留め】
  【ループ留め
  取れにくさと修正しやすさのバランス【マルチプルノット法】
  瞼板法vs挙筋法
  当院でのおすすめ術式と考え方
3.ダウンタイムと完成まで
   腫れやすいタイプ
   腫れのピークとケアのポイント
   ダウンタイムをバレにくくするコツ
  「完成」はいつ?自然な仕上がりになるまで
4.埋没法を長持ちさせるためにできること
   埋没が取れやすくなるNG習慣
   長持ちのための3か条
5.糸が取れる「怪しいサイン
   実は“少しずつ”緩んでいる
   そのまま放置すると、どうなる?
   怪しいサインが出たら、どうすればいい?
6.症例から見る、埋没法の工夫とアプローチ
 【症例①】二重ラインが崩れてきた方への2点留め
 【症例②】厚いまぶた+奥目タイプへの複合的アプローチ
7.よくある質問コーナー
 Q1. 留める点数が多いほど強度は上がると思いますが、まぶたへの負担は増えませんか?
 Q2. 糸の種類によって価格が違うのはなぜですか?
 Q3. 取れた糸はそのままにしていても大丈夫?
 Q4. ビスポーククリニックは鼻整形の印象が強いですが、埋没の症例も多いですか?
 Q5. 目を閉じた時に、ポチッと糸の膨らみがあります。修正すべき?
 Q6. 埋没法は「3回まで」と聞きましたが、本当ですか?
8.最後に

二重埋没法【中級編】

前回の振り返り

 前回の初級編では、「瞼板法」と「挙筋法」という、埋没法の基本的な2種類の技法についてご紹介しました。今回はその2つをベースに、さらに細かく分類される埋没法のバリエーションについて解説していきます。ひとくちに「挙筋法」と言っても、糸が皮膚側に残るタイプもあれば、粘膜側に残るタイプもあります。つまり、同じ挙筋法でも術後の仕上がりや違和感、持続性が異なる可能性があるのです。また、糸の掛け方も医師によってさまざまで、同じ「瞼板法」でも留める位置や本数の違いによって大きく印象が変わります。クリニックによっては独自の名称で術式を紹介しており、「◯点留め」や「◯◯式」といった言葉に触れる機会も多いと思います。しかし、実際の構造としては、いくつかの原理に基づく手法がベースとなっており、仕上がりの違いはその応用と工夫の上に成り立っています。

 

埋没法の種類と特徴

 埋没法の中でも、糸の留め方によって大きく「点留め」と「ループ留め」に分けられます。

 

▪点留め

 点留めは、糸を皮膚の表面からまぶたの内部に通し、同じ穴から糸を戻して縛る、非常にシンプルな方法です。点数が多いほど一つひとつの糸にかかる力は分散され、理論上は取れにくくなりますが、留める点が増えるほど、まぶたへのダメージや違和感も増えます。特にまぶたの中央は開閉時に最も大きく動く部分であり、そこに過剰な点留めを行うと、瞼板(けんばん)というまぶたにある硬い組織が変形し、コンタクトレンズの外れやすさや結膜炎のリスクにつながることもあります。

つまり、点が多ければ多いほど良いというわけではありません。まぶたに負担をかけず、かつ自然な仕上がりを目指すには、点数のバランスが重要です。

 

▪ループ留め

 点留めに対して、ループ留めは1本の糸でまぶたの中に弧を描くように留める方法です。留め具合に多少の“遊び”があることで、目の開閉に柔軟に対応しやすく、まぶたへの圧迫感や糸による組織のへこみが少なくなる傾向があります。当院ではこのループ留めを採用した施術を基本としており、2点、4点、6点のループ留め法をご用意しています。

 

なお、同じ「2点留め」でも、点留めとループ留めでは構造も特性も異なりますので、表記だけで判断せず、医師に確認することが大切です。

 

▪取れにくさと修正しやすさのバランス─マルチプルノット法

 当院で行っているもうひとつの代表的な術式が、「6点マルチプルノット法」です。これは、ループ留めと点留めの“良いとこ取り”を目指して考案された方法で、皮膚の中に6つの結び目を作ることで、しっかりとした固定力と持続性を両立させた術式です。ただし、非常に取れにくい分、修正や抜糸が難しいという側面もあります。プチ整形の魅力である「手軽さ」とはやや異なるため、長期的にラインを保ちたいという強いご希望がある方に適しています。

 

瞼板法 vs 挙筋法

 瞼板法は、糸の結び目が皮膚側にあるため、術後の調整や抜糸がしやすいという大きなメリットがあります。一方で、挙筋法は目の裏側に糸があるため、術後に糸が見つけにくく、修正が難しい傾向にあります。そのため、まぶたの状態や将来的な変更の可能性を考慮すると、初めて埋没法を受ける方には、瞼板法をおすすめするケースが多くなります。

 

当院でのおすすめ術式と考え方

当院では、患者様のまぶたの状態やご希望に応じて、

・2点ループ留め

・4点ループ留め

・6点マルチプルノット法

の3つの術式からご提案しています。

 

最も多く行っているのは「瞼板法による4点ループ留め」です。これは、適度な固定力と抜糸のしやすさのバランスが取れており、日常的に目をよく使う方や、将来的な修正の可能性がある方にも適しています。

もちろん、挙筋法がすべて悪いというわけではなく、熟練した医師によって高い完成度を得られるケースもあります。ただし、ミュラー筋への影響や、術後の調整の難しさといったリスクを含むため、選択の際は丁寧なカウンセリングと術式の理解が必要です。

 

ダウンタイムと完成まで

 埋没法をご希望される患者様から、よくいただくご質問のひとつが「ダウンタイム」についてです。「シャワーはいつから?」「腫れはどれくらい?」「仕事にはいつから復帰できる?」―こうした疑問は当然のことですが、実はこの“ダウンタイムの感じ方”には、かなりの個人差があります。

 

腫れやすいタイプ

 

 簡単に言うと、「朝むくみやすい方」は術後も腫れやすい傾向があります。お酒を飲んだ翌日に顔がむくみやすい方、肌が水っぽく白みがかっている方などは、体質的に腫れやすい傾向があります。また、もともと「腫れぼったいまぶた」の方や、「目をギュッと閉じたときに膨らみが強く出る」タイプの方は、筋肉量が多く、内出血や腫れが出やすいといえます。この膨らみの正体は眼窩脂肪と思われがちですが、実際には筋肉や皮下脂肪のボリュームによるものが多いのです。特に挙筋法は、糸を筋肉にかけて固定する方法のため、筋肉に出血が起きれば当然腫れやすくなります。逆に、偶然出血が起きずに施術が完了した場合には、ほとんど腫れが出ない方もいます。術後2〜3日目には「バレない程度」に落ち着いてしまうケースもあるほどです。

 

腫れのピークとケアのポイント

 手術直後よりも、翌日〜3日目あたりが腫れのピークです。その後、徐々に腫れが引いていき、平均的には1週間ほどでメイクができる程度にまで回復する方が多いです。ただし、過度に寝すぎてしまったり、ずっと横になっていると、むくみが悪化することもあります。できるだけ座って過ごす、軽いウォーキングを取り入れる、術後3日目まではしっかり冷やす──こういった対策をしていただくことで、腫れが落ち着くスピードが早まります。

ただし、冷やしすぎにも注意が必要です。冷却は「3日目まで」が基本です。それ以降は過度な冷却がかえって回復の妨げになることもあります。

 

ダウンタイムをバレにくくするコツ

 目元の変化はとても目立ちやすいもの。人は会話中、視線の8割を相手の目元に向けていると言われています。そこでおすすめしたいのが、“術前からの眼鏡生活”です。手術後に突然眼鏡をかけ始めると違和感を与えますが、術前から眼鏡をかけていると、手術後も自然に見えます。特にフレームが太めの眼鏡や、特徴的なデザインのものを選ぶと、視線がそちらに誘導されやすくなり、ダウンタイム中の目元を上手にカバーできます。髪型を変える、前髪を作るなど、目元以外に視線を誘導する「カムフラージュ」も有効です。

 

「完成」はいつ?自然な仕上がりになるまで

 埋没法でよくある誤解のひとつが、「1ヶ月で完成する」というものです。もちろん、1ヶ月でかなり自然に見える方もいらっしゃいますが、実は半年ほどかけて、じわじわとラインが狭まっていく方もいるのです。特に幅広めのデザインで施術をした場合、まぶたが馴染んでいく過程で少しずつ落ち着いていきます。逆に、もともと自然な幅を希望された方は、1ヶ月でほとんど完成といえるでしょう。最終的には3ヶ月程度で安定するケースが一般的です。

 

埋没法を長持ちさせるためにできること

 せっかく手術を受けたのなら、できるだけ長く二重をキープしたい──そう考えるのは当然のことです。

ただし、持続力には「術式による差」もあります。前回ご説明した通り、

・瞼板法の方が挙筋法より安定しやすい

・ループ留めの方が点留めよりも負荷が分散される

といった傾向があります。

しかし、患者様ご自身の日々のケアも非常に大切です。

 

《埋没が取れやすくなるNG習慣》

・強く引っ張るようなメイク(アイシャドウ、クレンジングなど)

・アイテープやアイノリを毎日使用する

・まぶたを頻繁にこする、マッサージをする

・強く泣く、まぶたを腫らす行為を繰り返す

 

—— これらの習慣は、糸に物理的な負荷をかけ、外れやすくする原因になります。特に、埋没法を受けた後もアイテープを使用されている方が時折いらっしゃいますが、これは糸が取れる最も大きな原因のひとつです。テープを貼って剥がす動作が、まぶたに繰り返し摩擦や牽引を加えてしまうため、注意が必要です。

 

《長持ちのための3か条》

・引っ張らない

・こすらない

・泣かない(まぶたを腫らさない)

この3つを意識していただくだけでも、埋没法の持続力は大きく変わってきます。

 

糸が取れる「怪しいサイン」

 埋没法を受けた患者様から、時折「突然取れた!」というご相談をいただくことがありますが、実際には糸が完全に外れるまでには“前兆”があることがほとんどです。糸が突然取れることは、ほとんどありません。「何の前触れもなく急に取れた」というケースは非常にまれで、たとえば、以下のような突発的な外力が加わった場合に限られます。

・転倒して目元を強くぶつけた

・顔を圧迫されるような衝撃を受けた

・強く泣いて目元が大きく腫れた状態が長時間続いた

こうしたアクシデントがあった場合、まぶたの中で糸の固定部が剥がれてしまうことがあります。特に、泣いてしまったあとに目元が腫れた状態で過ごすと、糸の周囲がゆるみ、ラインが崩れる原因となることがあります。

 

実は“少しずつ”緩んでいる

より多くのケースで見られるのが、「徐々にラインが浅くなっていく」という現象です。これは、毎日の生活の中で受けるメイク落としの摩擦やまぶたへの刺激が少しずつ蓄積されることにより、糸の固定位置がずれていき、食い込みが浅くなってしまうことが原因です。

たとえば…

・片目だけラインが薄く見える

・食い込みが以前より浅くなってきた

・アイラインを引くとき、前よりも形がぼやける感じがする

このような違和感は、まさに「怪しいサイン」。

特に「左目は綺麗なのに、右目だけ最近ラインが浅いな…」という状態が続いている方は、要注意です。

 

そのまま放置すると、どうなる?

ラインが浅くなってきた場合、すぐに完全に取れてしまうわけではありません。ただし、片方の糸が外れると、もう片方の糸にかかる負荷が大きくなり、次第に両方が取れてしまうリスクが高まります。特に2点留めの場合、1点が外れた状態で放置すると、残る1点に強い力が集中してしまいます。その結果、残った1点も早期に外れてしまうことがあるのです。

 

怪しいサインが出たら、どうすればいい?

「いきなり一重に戻るのは避けたい」
「片目だけ違和感があるのが気になる」

そんなときは、ラインが完全に取れる前に早めに対策するのがおすすめです。

・食い込みが浅くなってきたと感じたら、クリニックで診察を受ける

・必要に応じて、糸の追加や再固定を検討する

特に大事なのは、「まだ取れていないから大丈夫」と思って放置しないこと。前兆に気づいた段階で適切な処置を行えば、自然な仕上がりのまま二重を維持できる可能性が高まります。

 

症例から見る、埋没法の工夫とアプローチ

 ここからは、実際に当院で埋没法を受けられた方の症例をもとに、術式の選択や術前の判断について解説していきます。

 

【症例①】二重ラインが崩れてきた方への2点留め

 こちらの型は、もともと綺麗な二重をお持ちだった患者様ですが、元の平行な二重ラインよりも浅い位置に新たなラインが出現してきたことにお悩みでした。こうした状態になると、目元の印象が不安定になり、ご自身でも「なんだか整っていない感じがする」と違和感を覚えるようになります。

 

 

▸ 治療内容

このケースでは、上側の本来のラインに合わせて2点留めを行いました。すでにラインの癖がある方は、必要最小限のポイントに糸をかけるだけでもしっかりとした定着が期待できます。もちろん、よりしっかりと固定したい場合は4点留めなども選択肢になりますが、患者様のご希望もあり、「また取れてきたら追加すればいい」という前向きな方針のもと、2点留めをご提案しました。仕上がりとしては、下のラインは完全には消えていませんが、自然で安定感のある二重となり、患者様にもご満足いただいています。

 

 

【症例②】厚いまぶた+奥目タイプへの複合的アプローチ

 続いてご紹介するのは、まぶたが厚く・奥目の構造を持つ方の症例です。このタイプの方は、通常の埋没法だけでは二重が安定せず、外れやすいという特徴があります。

 

 

▸ 解剖学的な特徴

・皮膚が分厚い

・皮下脂肪が多い

・目の位置が奥まっている(いわゆる“奥目”)

こうした要素が重なると、埋没法の糸が深く食い込んでしまい、不自然な仕上がりになったり、すぐにラインが取れてしまったりするリスクが高くなります。

 

▸ 治療内容

この患者様には、まず**上眼瞼リフト(眉下切開)**を行い、皮膚の余りや厚みを解消。その際、皮下脂肪や眼輪筋(目の周りの筋肉)も丁寧に除去して、まぶたをスッキリと軽くする下準備を行いました。そのうえで、改めて埋没法を実施。結果として、厚ぼったさのない、自然なラインが定着しています。

 

 

厚いまぶたや重たい一重の方には、段階的な治療がおすすめ

 このように、皮膚が厚い・目元がモリっとしているタイプの方に対しては、いきなり埋没法を行うのではなく、まぶたの厚みや構造そのものを見直すことが非常に重要です。

無理に糸で二重を作ろうとすると、

・食い込みが深くなる

・ラインが不自然になる

・すぐに外れてしまう
といったトラブルに繋がりかねません。「状態を整えてから埋没」というステップを踏むことで、より綺麗で長持ちする二重を実現することができます。

 

よくある質問

 最後に、患者様からよくいただくご質問にお答えしていきたいと思います。

 

Q1. 留める点数が多いほど強度は上がると思いますが、まぶたへの負担は増えませんか?

 はい、その通りです。点数が増える=強度が増す一方で、まぶたへの負担も確実に増えていきます。糸の本数が多ければ多いほど、まぶたの内部に異物が増えるということですから、血行が悪くなったり、腫れが長引いたり、できものができやすくなったりするリスクがあります。そのため、基本的には必要最低限の点数で固定するのがベストです。ただし、取れやすさのリスクもあるため、私は**「4点ループ法」を選ぶことが多い**です。

また、表から見えない技術として、まぶたの裏側に当たる糸の配置やテンションの調整も大切です。眼科で検査の際にまぶたを裏返すと「埋没してますね」とわかる場合もありますが、そうならないよう、糸のかけ方を緩やかにしてまぶたに優しい設計にすることを心がけています。

 

Q2. 糸の種類によって価格が違うのはなぜですか?

これは非常に良い質問ですね。結論から言うと、「糸の種類そのもの」にはそこまでの違いはありません。多くの場合、使っているのはナイロン系の糸ですので、素材によるコスト差はあまりないのが実情です。

ただし、施術の「手間」や「技術」には確実に差があります。例えば、同じ埋没でも、ループ法なのかシンプルな点留めなのか、糸の通し方や留め方の違いによって、施術時間や難易度は変わってきます。

当院でも留め方によって料金が異なりますが、それは技術と施術工程の違いによるものとご理解いただければと思います。

 

Q3. 取れた糸はそのままにしていても大丈夫?

基本的に1〜3本程度であれば、そのままでも大きな問題はありません。ただし、本数が10本、15本と増えてくると話は別で、将来的な炎症リスクや異物感の原因になります。

抜糸するには切開が必要になることもあり、患者様への負担も無視できません。そのため、「取れるたびにすぐ抜く」よりも、「症状が出たら対応する」というスタンスで良いと思います。

ただし、稀に糸の端が飛び出して眼球を傷つけることもあります。もし痛みや異物感がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

 

Q4. ビスポーククリニックは鼻整形の印象が強いですが、埋没の症例も多いですか?

確かに鼻整形のイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、実際には目の手術と鼻の手術が半々くらいの割合です。

中でも、最も件数が多いのは「埋没法」です。特に、「大手クリニックでうまくいかなかった」「もう少し細かく調整したい」という修正目的の患者様が多く来院されます。

月によってばらつきはありますが、統計を取ると埋没のご相談・施術数はかなり多いと感じています。

 

Q5. 目を閉じた時に、ポチッと糸の膨らみがあります。修正すべき?

これはどの程度ポチっとしているかによります。小さな膨らみであれば、むしろ「まだ糸がしっかり効いているサイン」と考えていいでしょう。

当院では「3回結び」を採用しており、結び目が小さくなるように工夫しています。ただし、

・外側だけボコっとしている

・見た目に明らかに不自然

・赤みや腫れ、痛みがある
といった場合は、異物反応や感染の可能性もあるため、糸を一度抜いて様子を見るのが安全です。

抗生剤で改善するケースもありますが、再施術が必要になることもあるため、必ず診察を受けましょう。

 

Q6. 埋没法は「3回まで」と聞きましたが、本当ですか?

「3回まで」という言い方は、やや極端です。実際には、回数に制限はありません。糸を抜いて再施術すれば、理論上は何度でも可能です。

とはいえ、目の中に糸が増えれば増えるほど、開眼時の抵抗になったり、異物反応が起きやすくなったりするため、現実的には3〜4回程度までが望ましいと考えています。

ダメージやリスクを最小限に抑えるためにも、1回1回を大切に、長持ちする施術を心がけることが重要です。

 

最後に

今回は「二重になりたい!埋没法・中級編」として、

・糸が取れる前兆とその対処法

・厚いまぶたへの複合アプローチ

・よくあるご質問と専門医の見解
など、一歩踏み込んだ埋没法の知識をお届けしました。

初級編からここまでついてきてくださった皆様、ありがとうございます!中級編をクリアしたら、次はいよいよ「上級編」です。より深いテーマ、修正手術や切開法との違いなど、さらに具体的な内容をお届けします。ぜひ引き続きご覧ください。

 

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