海外美容整形の修正|美容外科・形成外科ビスポーククリニック

ビスポークの他院修正|美容外科・形成外科BESPOKE CLINIC(ビスポーククリニック)

海外美容整形の修正とは

海外で美容整形を受ける際は、先生と患者様の認識の相違を無くすことが大切です。
当院にご来院される患者様の中には、海外の先生と患者様との間で認識が異なったまま施術を受けてしまい、術後の仕上がりイメージが理想と大きくかけ離れていたというご相談も多くいただきます。そういったケースでは、修正手術の際に信じがたいものが見つかる場合があります。
私たち日本の医師は、日本と海外の施術では大幅に違うことが起きる可能性がある、ということをある程度予測してた上で、ケースに応じて修正手術を行います。

適応修正例

  • 希望していない手術をされてしまった
  • 合併症が起きてしまった
  • 感染症が起きてしまった
  • 修正を希望したが受け付けてもらえなかった
  • 左右差がある
  • プロテーゼが飛び出した
  • 手術した箇所がいびつな形になった

施術例

症状
アップノーズになりすぎている
原因
美的感覚の違い

解説

アップノーズが似合う輪郭の方もいれば、不向きな輪郭の方もいます。
ところが、海外で施術を受ける方の多くは、「自分に似合う形にして欲しい」とドクターに伝えるものの、海外のそのドクターが好む形がアップノーズの場合が多く、しっかり上向きにされることが多々あります。
つまり、鼻先が上向きになることで、アジア人特有の顔面下半分が際立ってしまう事になります。
それは、口元や頬が下膨れのように見えてしまい目立ってしまいます。

エラや頬の骨切りを同時に考えていれば、アップノーズが似合う場合もあります。
しかし、骨切りを考慮せずに鼻だけアップノーズにすると、バランスの変化を認識していない方が多いため予期せぬことが起こりうる場合があります。
それは、海外で美しいとされる鼻の形と、日本人が美しいとされる鼻の形の間隔が微妙に違うためです。

当院では、患者様の輪郭に合わせて鼻の形をデザインした方がいいと考えています。

修正施術

鼻中隔延長

まずは、バランスを元に戻します。
そして、プロテーゼが入っている場合は、患者様の輪郭に合うようにプロテーゼの形を変えて、鼻の形が顔にマッチするようにします。
さらに、鼻中隔延長術で上向きになった鼻先を下げることで、正面から見たときに鼻の穴の形が下へ下がってくるため、よりバランスのいい目立たない鼻へ整えることが可能です。
施術は、オープン法でアプローチして両側の鼻翼軟骨の間を剥離して鼻中隔と呼ばれる左右の鼻の穴を仕切っている軟骨を確認します。
支えになる部分を残して奥にある鼻中隔軟骨を採取し残した鼻中隔軟骨に固定します。
肋軟骨を用いる場合は、鼻中隔軟骨の採取は行わずに鼻中隔軟骨を両側から挟み込んで固定します。

※イラストはイメージです。※効果には個人差がございます。

仕上がりのイメージを画像シミュレーションで確認することで、より理想的な仕上がりへ

患者様とのカウンセリングの時間を重視し、二人三脚で理想を叶えていきたいと考えています。カウンセリングでは、ご希望のイメージを共有することに加え、治療の目的(誰のために?どうなるために?など)や患者様を取り巻く環境(ダウンタイムの期間や仕事内容、金銭面、ご家族など)をそれぞれに応じて確認していきます。
それなりに時間がかかる作業にはなりますが、術後に「理想と違った」という事態を避けるためには欠かすことのできない作業です。技術だけでは良い結果を出し続けることはできません。

麻酔方法

全身麻酔

ダウンタイム・術後経過

ダウンタイム

※個人差があります。

腫れ
術後1週間はギプスを装着する為、表からは見えません。
2、3日目をピークに7〜10日間で程で目立つ腫れは引いていきます。
内出血や感染症になった場合は、腫れが長引く事もあります。
内出血
細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し鼻の周りが紫色や緑色になりますが、1〜2週間で消失します。
ドレーン(管)
出血が皮下に溜まるのを防ぐ為に、1〜3日間鼻内に留置します。
ドレーンを抜く際に鼻の粘膜から出血することがあります。ドレーンを留置している間は感染防止の為、抗生剤点滴を行います。
ギプス
約1週間(その後は2〜4週間就寝時のみ装着)
※鼻が上に引きつれるのを防ぐ為に、針を刺して固定することがあります。その場合、1週間目に抜去します。
抜糸
約1週間後(鼻の表面)・約2週間後(鼻の穴の中)
通院
翌日〜3日目・1週間目・2週間目
メイク
治療箇所はギプス除去後から、それ以外は手術当日から可能です。
洗顔
ギプス除去後可能です。
入浴・シャワー浴
シャワー浴は翌日から、入浴はドレーン抜去後可能です。
術後経過

※手術後は腫れやむくみがあり、ご希望と異なると感じることがありますが、しばらくお待ち頂くことでご希望通りに落ち着きますのでご安心ください。

・傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色から白っぽい線へと変化し改善します。
・鼻の中
3〜6ヶ月は鼻の中の傷が硬くなりますが、徐々に改善されます。
浮腫み
ギプス除去後は一時的に浮腫みを感じます。その為、「長すぎる」「高すぎる」「太すぎる」と感じることがあります。
時間の経過と共に落ち着き、4〜6ヶ月程経つとすっきりと見えてきます。

手術後に起こりうるトラブル

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

  1. 感染(化膿する)
  2. アレルギー反応(異物反応)
  3. 血が溜まる
  4. 傷口が開く
  5. 中縫いの糸(皮膚の内側を縫い合わせている糸)が出てくる
  6. 鼻の穴の左右差
  7. 鼻尖の曲がり
  8. 鼻の穴のひきつれ
  9. 鼻尖の違和感
  10. 鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる
  11. 鼻柱が凸凹する
  12. 鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)
  13. 移植軟骨の輪郭が浮き出る
  14. 傷跡が気になる
  15. 延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる
  16. 延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる
  17. イメージと違う
  18. 上口唇の動きが悪くなる
【喫煙について】
ギプス除去後は一時的に浮腫みを感じます。その為、「長すぎる」「高すぎる」「太すぎる」と感じることがあります。
時間の経過と共に落ち着き、4〜6ヶ月程経つとすっきりと見えてきます。

料金一覧

ミニ延長術 ¥495,000
鼻中隔延長術(耳介軟骨、鼻中隔軟骨) ¥660,000
鼻中隔延長術+保存軟骨移植術 ¥660,000+¥110,000
鼻中隔延長術+PDSプレート ¥660,000+¥110,000
鼻中隔延長術+肋軟骨移植術 ¥660,000+¥330,000

※保険適用外の自由診療です。
※価格は税込みです。

よくある質問

鼻中隔延長で出せる長さや高さはどのくらいですか?
目安としてですが、3ミリ以上出すことが可能です(個人差があります)。鼻尖の皮膚の厚さや軟骨の状態、使用する軟骨により異なりますが、5ミリ以上延ばすことも可能です。ご希望を考慮した上で最善の方法をご提案させていただきます。
軟骨を採取して体への影響はないですか?
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として大変よく用いられている箇所でもあります。また、鼻中隔延長に使用する採取量はごく少量のため、変形や機能障害などを起こすことは極めて低いです。術後の影響については体の影響は心配ないと言えます。
軟骨を移植した後にズレや飛び出し等はないですか?
ご自身の自家組織を移植するので、移植した位置に生着します。移植した軟骨が時間の経過とともにズレを起こしたり変形をしたり、飛び出すことはまずありません。
術後はどのくらいで通常通りに触れることが出来ますか?
状態が安定していないため、術後間もない頃は強い衝撃には注意が必要です。普段通りということですとおよそ術後1カ月程度は必要です。ただ、その間でも優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障をきたすことはないと思います。
傷は出来ますか?
基本的にはオープン法で行うので、鼻柱に傷が出来ます。
クローズ法で行うことも可能ですが、細かな調整などがオープン法と比べてやや完成度が低いためおすすめしていません。
傷は目立ちますか?
オープン法で行うため鼻柱部分に傷は出来ますが、正面から見えにくい部分であり、傷も目立ちにくいため、時間の経過と共に殆どわからない程度になります。採取する耳介軟骨は耳の後ろの溝部分から、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置ですので、そこに切開線は出来ますが傷跡がなるべく目立ちにくい場所を選んで採取します。傷跡は時間の経過と共に目立たなくなっていきます。
麻酔は何を使用しますか?
非常にデリケートな手技であり、手術時間も要するため、ご負担の軽減に配慮する意味でも全身麻酔での手術となります。終始眠った状態で手術を行うため、痛みや怖さを感じることはありません。術後には、痛み止めなどの内服薬をお渡しします。
ダウンタイムはどのくらいですか?
およそ2週間程度となります(個人差があります)。また、最終的な仕上がりは約4ヵ月後となります。術後1週間ほどの間はギブスによる固定があり、ギブスを抜去後はむくみはありますが、メイクやマスクでカバーできますので、その頃には普通の日常生活に戻られる方も多いです。

カウンセリングのご相談・お申し込み

専門医によるカウンセリングを行い、お悩みやご希望のイメージをお聞きしています。
コンピュータシミュレーションを使って術後のイメージを掴んで頂くこともできますので、
まずはお気軽にご相談ください。

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美容整形に関して緊急性の高い判断を迫られている状況の方へ、「緊急性が高いor低い」そのどちらなのか?
経験豊富な日本形成外科学会認定形成外科専門医が、当院の考えをお伝えします。
(最終的な判断は主治医にご相談下さい。あくまで主治医の判断のセカンドオピニオン※としてご利用下さい。)