口角挙上術

この手術に向いているタイプ

●口角が下がっている
●ヘの字口を改善したい
●口角が下がって怒っているように見える
●中顔面を短くしたい

ポイント

口元はその人の印象を与える重要なパーツのひとつです。上がった口角は人に「安心感」や「好感」を与えますが、下がった口角は「不機嫌そう」「不満そう」など、ネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。キュッと上がった口角は、とても上品かつ初対面の人にも好印象を与えます。

口角挙上術は、口角近くの皮膚を切開して、口角を上げる筋肉を短縮することで口角を持ち上げる方法です。

手術の詳細

下がった口角を引き上げる、あるいは上口唇の端に厚みをつくることにより、いつも微笑みのある明るい印象にする手術です。

上口唇端の余分な皮膚を切除し、唇を上げる筋肉を少し切除して口角が上がりやすくします。

麻酔方法

局所麻酔・笑気ガス麻酔・静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔

ダウンタイム・術後経過

ダウンタイム

※個人差があります。
 
 

■腫れ

約2~3日目をピークに約7~10日間程で目立つ腫れは引いていきます。 内出血や感染症になった場合は、腫れが長引く事もあります。

 

■内出血

細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し口唇周辺が紫色や緑色になりますが、1~2週間で消失します。

 

■抜糸

5~7日目

 

■通院

5~7日目・2週間目

 

■メイク

治療箇所は抜糸が終わってから、それ以外は手術当日から可能です。

 

■洗顔

翌日から可能です。

 

■入浴・シャワー浴

シャワー浴・入浴は翌日から可能です。

 

■完成

約4~6ヶ月


 
 

 

治療後の経過

※手術後は腫れやむくみがあり、ご希望と異なると感じることがありますが、しばらくお待ち頂くことでご希望通りに落ち着きますのでご安心ください。

 

■むくみ

術後1ヶ月程は傷部分につっぱりが生じ、口角を動かしづらくなる為表情が作りにくいと感じます。

 

■傷

傷の部位、長さは引き上げたい部位により異なります。 傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色から白っぽい線へと変化し改善します。傷は赤く盛り上がりやすく、落ち着くまで半年程かかることがあります。

 

手術後に起こりうるトラブル

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

A) 感 染(化膿する)

A-1トラブルの内容
赤み・腫れ・痛み・熱感が増したり、長く続いたりする場合は、感染が疑われます。
 
A-2 対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用や抗生剤の投与をさせて頂きます。感染がひどい場合には、傷の一部を開いたり、別の部位を切開したりして膿を出す処置をさせて頂きます。

B) 傷が開く

B-1トラブルの内容
傷のつっぱりが強い為、傷の治り具合が悪く、傷が開いてしまう場合があります。
 
B-2 対応
傷が開いた場合は、再度縫合するか、もしくは傷の治りを促進する外用薬を処方致します。

C) 中縫いの糸が出てくる

C-1トラブルの内容
皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が表面に出てくることがあります。
 
C-2 対応
放置していると化膿する恐れがありますので、お早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。

D) 傷跡の段差・凹み・ゆがみ

D-1トラブルの内容
縫合は丁寧に行っておりますが、元々の肌の性質や縫合部の緊張・ズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。
 
D-2 対応
その場合には、CO2レーザーで余分な部分を削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
レーザー処置後は治療部位に赤みが約3ヶ月程度続きます。また、レーザーでは治療できない大きな段差は、傷を
切除して縫合する処置を行うことが可能です。
※なお、これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えない可能性がある事をご理解下さい。

E) 傷が赤く盛り上がる

E-1トラブルの内容
特に口の周りは切開部が動きやすいので、傷が治っていく過程で赤く盛り上がることがあります。
1度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、元々の体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。
 
E-2 対応
その場合は、ステロイド注射を打つことで改善が期待出来ます。

ステロイド注射(ケナコルト)
ケロイドのように赤く盛り上がったキズを平らにしていく効果が期待できます。
十分な効果が得られるまで、1 ヶ月に1 回の治療を繰り返す必要があります。
*ステロイドの副作用:傷が凹む、毛細血管が浮きでる

F) 傷が残る

F-1トラブルの内容
この手術は皮膚の表面を切開するので、結果的に皮膚の表面に傷跡が残ります。
 
F-2 対応
傷跡は時間の経過と共に目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。

G) 左右差

G-1トラブルの内容
口角の上がり方に左右差が生じる。
 
G-2 対応
上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行うことで改善が期待できます。

※但し、修正手術を行っても完全には左右対称にはならないことをご理解下さい。

H) 口角が上がり過ぎたと感じる

H-1トラブルの内容
口角が上がり過ぎたと感じる場合、時間の経過と共に傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。
 
H-2 対応
6ヶ月が経過しても、上がり過ぎていると感じる場合は、ご希望により短縮した筋肉をゆるめる、切開した口角を縫い寄せる、足りなくなった皮膚を移植する、などの処置で改善が期待できます。皮膚移植の術後には傷跡が残ることをご了承下さい。

I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

I-1トラブルの内容
口角がまだ下がっていると感じる。
 
I-2 対応
ご希望であれば再手術は可能です。

※但し、2回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなってしまうことをご了承下さい。

J) 感覚麻痺

J-1トラブルの内容
口角部分の細かい神経をカットするため、口角付近の感覚に麻痺が起こったり、しびれを感じたりすることがあります。
 
J-2 対応
通常は3~12ヶ月程で回復してきますが、稀にしびれが残ることもあります。

K) 口唇の形が変わる

K-1トラブルの内容
赤い口唇の上の皮膚を切除しますと、口唇の縁が上に引っ張られるため、赤い口唇が厚く見えるようになります。また、口唇がめくれ上がってくる、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の形に変形が起こります。
 
K-2 対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。

L) 口角の外側のしこり、膨らみ

L-1トラブルの内容
口角の筋肉を短縮するため皮膚の下を剥離しますが、筋肉を縮めたことによって余った皮膚が膨らみとして残る場合があります。また、剥離した傷が硬くなってしこりになることがあります。。
 
L-2 対応
時間の経過とともに傷が柔らかくなると、目立たなくなっていきます。ステロイド注射にて、しこりを早く落ち着かせることが期待できます。余った皮膚が原因で出来た膨らみは皮膚を切除することで改善できます。
※切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。

M) 口角のしまりが悪い

M-1トラブルの内容
口角の筋肉を剥離したり、カットするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれてしまう場合があります。
 
M-2 対応
通常は1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角のしまりは改善していきます。

N) 口角の突っ張り感

N-1トラブルの内容
手術によって傷跡が残ります。傷跡の組織は正常な皮膚や粘膜と比べると硬くなるため、口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがあります。
 
N-2 対応
日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。

【喫煙について】
喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。
術前2週間前~術後最低1ヶ月は禁煙をお願い致します。

料金

口角挙上術 ¥300,000+税
口唇拡大術(上・下) 各¥200,000+税
口角挙上術+上口唇拡大術(外側) ¥450,000+税