臀部(ヒップ)プロテーゼ挿入

  1. ビスポーククリニック
  2. 臀部(ヒップ)プロテーゼ挿入

この手術に向いているタイプ

●垂れたヒップを引き上げたい
●ヒップにボリュームを出したい
●四角い扁平なヒップに女性らしい丸みを出したい
●ボディラインにメリハリをつけたい

ポイント

お尻のボリュームを出したり、立体的にヒップアップさせたり、ヒップの形を美しいラインに整える治療です。

日本人の多くは四角い平坦なお尻の方が多く、上半分にボリュームがないので、お尻が下がった印象になりやすいと言われています。最近ではヒップアップ治療の人気があり希望される方が増えています。

手術の詳細

扁平な楕円形のシリコンプロテーゼを使って、臀部(お尻)の上半分を中心にボリュームアップ施術を行います。

皮膚切開は臀部の真ん中の溝に沿って、実際には1㎝離して2本の平行な切開を5㎝の長さで行います。プロテーゼは輪郭が浮き出るのを避けるために、大殿筋の下面に挿入します。
インプラントでは届かない臀部外側の陥凹部には、脂肪注入やヒアルロン酸注入をお勧めします。

※イラストはイメージです。効果には個人差がございます。

麻酔方法

全身麻酔

ダウンタイム・術後経過

ダウンタイム

※個人差があります。
 

■腫れ
約7~14日間
内出血や感染症になった場合、腫れが長引く事もあります。
 
■内出血
細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し、紫色になりますが、1~2 週間で消失します。
臀部~大腿にかけて出る可能性があります。
 
■抜糸
2 週間目(半抜糸)・3 週間目(全抜糸)
 
■ドレーン
術後の浸出液や血液を臀部に貯めずに、外に排出させるための管を付けます。
通常は、2~3日程で抜去となります。
 
■座位
手術後2 週間程は臀部の縫合部に荷重がかかるためソファーに座るような姿勢は避けてください。
 
■痛み
手術後は、歩行時や、立ったり座ったりする時に強い痛みがあります。
特に、術後2~3 日は、歩行しにくいこともあります。
 
■通院
翌日・2 日目・3 日目・(4 日目~)・1 週間目・2 週間目・3 週間目
 
■完成
6 ヶ月
 
 

ダウンタイム後の経過

1. 臀 部
 
○ 一時的に腫れやムクミにより左右差が出たり、大きすぎると感じることがありますが、時間と供に馴染んでいきますので、ご安心ください。
○ 一時的に臀部の感覚が鈍くなりますが、数ヶ月かけ徐々に改善しますので、ご安心ください。
○ 手術後は状態が落ち着くまでの間、座位・歩行や強い刺激によって痛みを感じることがあります。
徐々に軽減されますが、痛みが強い間は出来るだけ刺激を避け、無理のない姿勢でお過ごしください。
 
2. 切開部の傷跡
 
傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。

手術後に起こりうるトラブル

※トラブルが生じた場合、適宜対応いたします。

トラブル一覧

A) 位置が高すぎる B) 位置が低すぎる

A B-1トラブルの内容
プロテーゼを挿入した位置がご希望と異なる。
 
A B-2 対応
プロテーゼを挿入した位置が希望と違う場合、プロテーゼを入れているポケットを追加で剥離し、位置を調整します。
術後1 週間後、明らかに位置がご希望と違うと判断した際は、すぐに処置を行わせて頂きます。
 
※ポケットを拡大しても、日常生活によってはプロテーゼにズレが生じてくるがずれてくる場合があることをご理解ください。
また、ポケットを拡大してもプロテーゼがずれてしまう場合には、プロテーゼを一旦抜去し、数ヶ月お待ちいただき、再度癒着を起こしてから、ポケットを作成し直す方法をお勧め致します。

C) 大きすぎる D) 小さい

C D-1トラブルの内容
ご希望のサイズと違う。
 
C D-2 対応
ご希望のサイズと違うと感じた場合、ご希望のサイズのプロテーゼに入替させて頂きます。
※但し、大きなプロテーゼに入れ替える場合、体型や皮膚の状態によっては、それ以上大きなサイズを挿入することが難しい場合もあります。

E) 左右差

E-1トラブルの内容
プロテーゼの位置・サイズに左右差がある。
 
E-2 対応
プロテーゼの位置・サイズに左右差が出た場合、A)・B)・C)・D)に準じて対応させて頂きます。

F) 臀部切開部の離開

F-1トラブルの内容
日常生活で負荷がかかるため、傷口が開いてしまうことがあります。
 
F-2 対応
傷口が開いてしまった場合、一旦そのままの状態で様子を見て頂き、自然に傷が閉じるのをお待ち頂く場合があります。
但し、状態によっては再度縫合の処置を行わせて頂きます。
 
当院のこれまでの経験では、1ヵ月程の経過で全例自然に治癒し、プロテーゼの露出や感染は起こっておりません。

G) プロテーゼがずれる

G-1トラブルの内容
筋肉の下に入れたプロテーゼには、日常生活によって負荷がかかるため、長期の経過のうちにプロテーゼがずれる場合があります。
 
G-2 対応
完全に固定するのには、限界があることをご理解ください。

H) プロテーゼの輪郭が浮き出る

H-1トラブルの内容
プロテーゼの輪郭が浮き出るのを防止するために大臀筋下にプロテーゼを挿入致しますが、それでも輪郭が浮き出てしまう場合があります。
 
H-2 対応
輪郭が浮き出てしまう場合、ヒアルロン酸や脂肪注入を行いプロテーゼの周りにボリュームを出すか、小さなサイズのプロテーゼへの入替え、あるいは抜去をお勧めします。

I) 臀部外側の凹みが残る

I-1トラブルの内容
プロテーゼの輪郭が浮き出るのを防ぐため、基本的にはプロテーゼは大臀筋の下に挿入します。そのため、臀部外側に、プロテーゼが届かないため凹みが残ってしまいます。
 
I-2 対応
ヒップ外側の凹みが生じた場合、ヒアルロン酸注入・脂肪注入・プロテーゼを皮下に挿入する事で改善出来ます。
※但し、プロテーゼを挿入する場合、ヒップ外側の皮膚の下に挿入する為、輪郭が浮き出やすくなる事をご理解ください。

J) 傷 跡

J-1トラブルの内容
盛り上がり・段差・幅の広い傷跡・色素沈着・凹凸が生じることがあります。
 
J-2 対応
傷跡が気になる場合は、状態に合わせ、下記の方法を用いて改善を図ります。
 
◆ ステロイド注射(ケナコルト)
 ケロイドのように赤く盛り上がったキズを平らにしていく効果が期待できます。
 十分な効果が得られるまで、1 ヶ月に1 回の治療を繰り返す必要があります。
 *ステロイドの副作用:傷が凹む、毛細血管が浮きでる
 
◆ クリーム治療 ※色素沈着によって傷跡が目立つ場合
  ハイドロキノンクリーム
 沈着した色素を薄くする効果が期待できます。
 
   トレチノイン+ハイドロキノンクリーム
   肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚の再生を促進します。
 
◆ 切開法
 傷跡の幅が広がってしまった場合や段差が出来てしまった場合は、傷の赤みが消えた上で再度切開し、傷跡を切り取って、縫合し直す処置を行わせて頂きます。


※傷を完全になくす事は不可能なため、傷跡を目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、傷跡の修正には限界がありますことをご理解ください。

K) 中縫いの糸が出てくる

K-1トラブルの内容
皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が表面に出てくることがあります。
 
K-2 対応
放置していると化膿する恐れがありますので、お早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。

L) 感 染(化膿する)

L-1トラブルの内容
赤み・腫れ・痛み・熱感が増したり、長く続いたりする場合は、感染が疑われます。
 
L-2 対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて行い経過を見ます。それでも改善しない場合、プロテーゼの抜去が必要となります。
但し、状態によっては、早急にプロテーゼを抜去しなければならない場合あります。
 
プロテーゼ抜去後の再挿入は、少なくとも抜去手術から4 ヶ月経過した後(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)となります。

M) 血が溜まる

M-1トラブルの内容
術後に傷の中で血が溜まる場合があります。
 
M-2 対応
出来るだけ早い処置が必要です。その際は再度傷を開け、溜まった血液を排出します。

N) プロテーゼの周りに浸出液(水)が溜まる

N-1トラブルの内容
プロテーゼの周りに水が溜まる。
 
N-2 対応
プロテーゼの周りに水が溜まった場合、針を刺して溜まった水を吸い出す処置を行います。
水の溜まる症状を繰り返す場合は、プロテーゼを抜去することをおすすめします。

【喫煙について】
喫煙は血液の循環を悪くする為、傷の治りが悪くなります。細菌がついて感染を引き起こす原因にもなります。
術前2 週間前~術後最低1 ヶ月は禁煙をお願い致します。

手術後4 ヶ月は腫れや炎症が残っているため、傷が酷く残りやすく、また癒着が強く変形が起きやすいため、原則として再手術には適さない時期です。腫れや炎症が治まる4 ヶ月以降に判断し、調整を行わせていただくことをご了承下さい。

料金

臀部プロテーゼ挿入術 ¥1,200,000+税 ※脂肪注入と併用の場合+ ¥300,000+税